プレジデントONLINEの大前研一氏の記事に、財政問題のポイントがまとめられてます。
http://president.jp/articles/-/17886
記事に加えて、大きな問題が借金の利払い問題。
1年に10兆円の借金の「利払い」
(元金返済は年に13兆円)
https://www.nta.go.jp/…/shirabe…/gakushu/kyozai02/pdf/05.pdf
少なくともプライマリーバランスを保持し、将来的に借金返済の目処をつけていかなければなりません。
人口減少社会で増加していく社会保障費を賄いきることは難しくなってきます。
70年前には日本でも預金封鎖がなされており、国民の金融資産が犠牲になる最悪のシナリオが発生しない、とは誰も言い切れません。
ちなみに国債の債務残高にかかる対GDP比率はギリシャをはるかに上回る数値です。
数値だけをみると70年前に預金封鎖に追い込まれた条件をすでに満たしています。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm
消費税等のフローへの課税議論ばかりですが、固まっているストック(資産)をいかに市場に出していくか。
本気で対応していかなければ将来的に恐ろしい事態が発生しかねません。
まずは大阪で徹底している統治機構改革を国に拡げていく。そのためにもまずは政治家が身を切り覚悟を決める。
夏の参議院選挙に向けて、この点を徹底して訴えて参ります。