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先日、府議団として関西フランス総領事館に意見交換に伺いました。

シャルランリブロソー総領事からはフランスから見た大阪に対するイメージと、これからの政治、行政に対する建設的なご提案を賜りました。

世界に目を向けたくさんの意見を聞きながら新しい一歩を踏み出して参ります。

今日はドイツ領事館に伺います。

フランス総領事館 議事概要

(領事館概要と大阪・関西をみて)

領事館は現在京都にあるが、もともと1980年に神戸から大阪へ移転し、2009年に関西日仏学館と合併も兼ねて大阪から京都へ移転

フランス領事館では経済から文化に至るまで幅広い組織がさまざまな会議をしている。関西広域連合や「はなやか関西」などにも参加。日本は今後2020年に五輪、2019年にはラグビーワールドカップも開催される。注目だ。

 

(大阪・関西への問題提起)

・自治体間の意識の壁がある

数々の会議に出席して感じることは、関西のひとたちは「大阪」「京都」「兵庫」「奈良」、と府県の概念にとらわれた意見ばかりで「関西全体」という意識は足りない。府県の枠を超えて物事を捉えるべきだ。(フランスでは「州」があり、近年ではさらに州が合併などにより規模が大きくなっている。州独自の観光政策で振興をはかっている。)


・ホテルに星を付けるなどグレード差別化の必要性

大阪では来阪外国人観光客が大きな伸びを示しているにも関わらずホテルが足りていない。また観光客の希望に「合っていない」。ホテルのグレードがわからないことが原因。

フランスでは観光庁の審査によりホテルに星を付けている。0~5つ星まで。さらに最上級に「パラス(極上)」というグレードもある。消費者の希望とマッチするホテル選びができる。


・都市と都市を結ぶパッケージチケットの必要性

空港戦略は経済効果も高いと思われる。伊丹と関空の経営統合は正解だろう。関空はアジアとのつながりも強い。

ただ「パリ→京都」「パリ→神戸」などの街を結ぶチケットがない。乗り換えが不便だ。これからは都市と都市をつなぐチケットが必要である。