シンガポールは予算に占める教育の投資割合が非常に高い。

施策の一つにITE(Institute of Technical Education)というものがあります。

学業過程において成績が振るわなかった場合でもITEという職業訓練校に進学するようです。

このITEが日本人がイメージする職業訓練校と異なり、大学に負けないキャンパスや充実した職業訓練が受講できるとのこと。

ITE

シンガポールの国家予算に占める教育関連予算の割合を聞いてため息がでます。
国家予算の4分の1(25%)を教育関連予算に支出しています。

日本は国家予算100兆円に対して国家の教育関連予算が5兆円。20分の1(5%)です。


国の事情は違えど、資源の少ない国家であることは共通しています。

「人材」こそが国の基礎だと確信するからこそ予算を大きく投じているのでしょう。

技術革新と経済のグローバリゼーションは急速に進みます。

シャープがこのような事態になるなんて10年前の私は想像だにしませんでした。

時代の潮流を読み、多くの情報に触れ、柔軟に動いていかなければ企業も自治体も潰れてしまいます。