大阪工業技術専門学校の生徒さんによる福島区のまちづくりプレゼンに参加させていただきました。

福島区長の坂本区長へのプレゼンですが、今年で3年目になります。


今回は事前審査にも少しお邪魔して僭越ながらご提言もさせて頂きました。

全6チーム中、選抜された3チームさんからのご提案でしたが、どれも大変興味深いプレゼンでした。


その中の一つが福島区の花である藤を活かした藤棚を町に設置したり、統一にデザインされた藤の植木を市民に育ててもらうプログラムなど、区の花を活かした人がつながるまちづくりの提案がありました。


市民協働や地域の絆、と一言でいうのは簡単ですが、これを実現し、さらに継続していくことは本当に難しいことだと思います。


高い意識と情熱を持った人材と、継続的に続けることができるシステムがなければ成立しない、これからの行政において最も重要な取り組みの一つかと思います。


区の花である藤の花を用いてつながりを作ること、デザイン性の高い植木鉢などでプログラム参加の意識を喚起させることなど、学生の新鮮な視点と高いデザイン力が一つの解になりうる可能性を秘めているプレゼンテーションでした。


ほかにも防災プログラムの提案やまちのクーポン券など、興味深いものばかりでした。


以前委員会の質問でも「技術」と「デザイン」が融合することで大きな付加価値が生まれ、イノベーションにつながっていくことを主張いたしました。


学生さんの「デザイン力」と「まちづくり」がマッチングすれば、新しいまちづくりの可能性が大きく開けるかもしれません。


そういった観点から新しい取り組みを今後とも繋げていければと思います。


OCTの学生・教員のみなさん、坂本区長、お疲れさまでした!