8月26日15時から、府議会臨時議会の開会が決定しました。

本日9時半からの議会運営委員会に私も出席し、知事から議案の説明がありました。

議会の所定数から会議の開会について請求があった場合知事は20日以内にこれを招集しなければなりません。

自民党大阪府連から、大阪会議について修正案が提出されることになり、この審議を行うようです。

改正内容は副会長をもう一名追加すること、

会長の解任を過半数で決めれること、

会議の「議題・議論の順序」については過半数で決めること、

過半数で非公開会議も行えるようになる、

など。

自民党大阪府連がもっとも「議論したくない」大阪市と大阪府に重複する事務についての議論を回避したいがための改正です。

先の大阪調整会議は、提出会派である自民党大阪府連に加えて共産党、竹山堺市長が欠席するというお粗末な結末を迎えました。

いまさら機能しない会議について何をしたいのか不明ですが、ともあれまずは提案会派である自民党大阪府連が大阪の大都市問題についていかに議論する覚悟なのか、最後まで明らかにしていきます。


しかし今更ながら、本当に有権者の感覚を離れた非効率なやり方だなと感じます。

大阪府議会、大阪市会、堺市議会において、それぞれで議論できることはそれぞれで決める。

調整のつかない重複する事務についての調整を会議体において行う。

これが主旨であり、来年の自治法改正の主眼もここです。

ところが今の大阪会議では、どこでもできる議論を何の結論もなく、それとなく曖昧な結論で終わらせて自己満足の会議体となることが明白です。

こういった形だけの会議体は政治行政の世界にはごまんとあり、参加者の自己満足に終わる非効率な税の投資が続いています。

仕事のために仕事を作っている状態。

政治家のセンスのなさ、有権者感覚との乖離がひどい。

何のための会議か。単独では解決できない事案について、どういった結論をいつまでに出し、実行するのか。

このポイントが欠けている限り、大阪会議は永遠に機能しません。

この辺りも会派としてしっかり議論をぶつけていきます。

臨時議会において各会派がどういった結論を出すのか、また追ってご報告いたします。