自治体の保有する資産(ストック)をフローに変えてサービスとして提供していくことがいまの地方行政の課題の一つと考えています。


このストックが公共性を根拠に過度に固定化し、費用ばかり生み出す非効率なものとして府民市民の肩に乗りかかっています。


それを清算し身軽にし、もってフローに変えて血流を循環させ経済社会の流れを健全化する。


規制に守られ資金の流れが固定化しているいわゆる既得権益や外郭団体は勿論、道路、水道、鉄道などのインフラもさらに効率化を図ることができる、フローに変えて経済社会の流れを健全化していく。


これが維新の本質です。

肥大化した行政事務を再編し要、不要を決断する。

過剰な、そして公共性を根拠に過度に保護されたストックをフローとして社会に放流する。

この本質を外れればそれは維新ではありません。


そういった観点から今回のOTK株式売却問題と大阪都構想とは本質的に同質であり、このストックの組換えを我々府民の高い決意を持って行っていかない限り、明るい大阪、元気な大阪などあり得ません。

OTKの民営化は一旦足踏みになりましたが、目先の議論に捉われることなく、大阪を次のステージに押し上げるため覚悟を持って最後まで戦います。