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昨日は、発達障害プロジェクトチームで佐賀県に視察に伺いました。


佐賀県では平成19年に知的障害者の方が警察に取り押さえられ、直後に痙攣を起こし病院に搬送され死亡してしまうという大変痛ましい事件がおこりました。


以降佐賀県では、障害による差別のない社会を目指し、障害のある方への理解、支援を進める社会運動を進めてきたそうです。


佐賀県では発達障害への支援体制として、個人のライフステージに応じた一貫した支援を行っておられます。


幼少期から小中高等学校、大学、就労に至るまでの一貫した支援の中で、特に早期発見・早期対応に力を入れておられます。


一歳半、三歳児健診の際に、保護者の方への相談、カウンセリングを実施しその後の療育のスキームへと移行させていきます。


出来るだけ早期に対応することでその後のライフステージにおける負担を軽減させることが大切だと感じました。


午後からは鳥栖市に移動し、実際の現場である発達障害者支援センターを視察。


電話相談からのスムーズな対応など、専門的に取り組んでおられます。


今日の党務の関係で、私はここで帰阪。



社会における発達障害への理解を深め、部局や自治体を跨いだ取り組みにより一貫した支援と、出来るだけ早期の支援体制が必要だと強く考えます。