若年層が離れてしまい、すこしさびしくなった街も、いわゆる「レトロな街並み」として新しい世代が入ってくることで元気になっている例を先日テレビで見ていました。
北区の中崎町近辺なんか私は大好きなんですが、旧来の建物を改築しておしゃれな街並みが広がります。
大規模な開発や線を引いたような都市開発が活性化の全てかというと、決してそうではありません。
これまでの街並みを大事にしつつ、人の流れが続いていくことで町は元気になると信じています。
そういう観点から考えても「リフォーム」や「リノベーション」こそが新たな潮流になるべきです。
大阪府の住宅まちづくり部では少ない予算の中、知恵を絞ってこのリフォーム・リノベーションに取り組んでおられます。
官民が奮起し、「新築」だけが美学ではなく「いまある建築物におしゃれに住む」ことを新しい概念として浸透させることができれば、次の世代の「人の流れ」がつくれるはずです。
リフォーム・リノベーションについては今後も大阪府の取り組みにご注目ください。