参議院と首長との兼務について某国会議員様が意見されておられました。

ご自身のお仕事がいかに多忙かを述べた上で、国会議員になれば雑巾がけから、とのこと。

普段であれば気にも留めない記事ですがあまりに腹に据えかねるので一言申し上げます。

地方を舐めるんじゃない

官僚様様が敷かれたご多忙な日程をレールに乗って過ごしているだけのお気軽なご予定ではなく、地方の首長は現場のストレスとギリギリの線で仕事をしています。

大阪市長の日程を調べてから物をいうべきだ、間違いなく国会議員より多忙です。

財政運営、市政改革、住民要望から、自治体で一人しかいない首長はその全てを一手に担い、多忙な公務を自身で判断しながらやっています。

その地方の声を国政へ届け、参議院は内政の代弁となすことを主題に、首長と参議院の兼職を提言している。

地方の首長は皆、当たり前に多忙で、ものすごいストレスの中で戦っている。

その多忙な公務を調整しながら現在の衆院選の追認機関でしかない参議院を、地方の代弁機関として設置すべき、という地方の住民の代表者に対してなんという軽率な物いいか。

あたかも自身だけが多忙かのように思い込み、主張の根拠も調べない上で、挙句、国会議員になれば雑巾がけからとのこと。

そんなんだからいつまでたっても国政が変わらない。

ちなみに日本維新の会の議員は何期であろうと関係なく走り回っています。

地方すべてを敵に回す、国会議員様様からのありがたいお言葉として受け止めておきます。

あまりに腹に据えかねる幼稚で稚拙な発言で、眠れません。

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