冷え込みます。週末に少々体調を崩してしまいました。

皆様も時節柄、ご自愛ください。



まじめな文章を書くと面白くないとご指摘を受け、日々の活動報告を書くとどうでもいいと言われ、なかなかご要望にかなったブログになっておりません。


しかし「何書こう」などと考え出すとほんとに更新できなくなるので、日々の報告と考えたことをつれづれなるままに綴ります。



昨日の衆院本会議集中審議をテレビで見ていて大変馬鹿らしくなりました。

執行部サイドへのクイズのような質問が飛び、それに答えられなければ資質不足と野次が飛ぶ。

言葉尻をとられえて、こういう意図だのそれは違うだの。

まったく非建設的な議論に終始されておられました。



こういった場合は、賛否はあろうかと思いますが、反問権を認めるべきではないでしょうか。


議会は、基本的に議員が行政サイドに対して質問を行う場です。

府民の国民の負託を受けて行政の監視をしていく議会の本来役割上、行政サイドに一方的に質問していきます。

地方議会では議会改革の一環として「反問権」つまり問い直す権利を行政サイドに与える動きがあります。

そうすることで議員の一方的で価値のない質問を減らすことができ、より建設的な議会になるということです。


ところがこれは議員サイドの負担も増えます。


行政サイドは役所という巨大組織がありますが、それに比べて議員はスタッフが十分ではありません。

それなら議員にスタッフつければいい、と思うんですがね。米国みたいに議員の政策立案能力強化のために議員スタッフ増やせばいい。



ともあれ昨日の一幕


「大臣はこれこれをご存知ですか?知っていて当たり前ですよね?」

という質問に対して間違った答弁をして顰蹙をかっておられましたが、

「そもそも、その質問を答えることで何がどう変わるのか?」

と聞き返せばいい。


質問する議員サイドとしてもたいした意図もなく、おそらくは大臣に恥じ欠かせよう程度の発想で質問していたのでしょうが、国会審議で延々とそんなことをされたら聞いていてもう嫌になってきます。

大臣の資質がないなら「資質なし」と一言で終わらす。


あとは議員が建設的な軍事戦略を提案すればいい。


それもせずただ単にアゲアシとりに終始するなら小学生でも議員になれます。

そのあたりが有権者の政治不信につながっているような気がするんですが。


質問の意図や、根拠、具体例など。

「どういうこと?」

と聞き返す権利さえない議会は本当に「議論の場」といえるでしょうか。


地方議会ではこの反問権を認めている議会もあるようです。


議員も十分に勉強し、論理的に政策提案をしていかなければいつまでたっても本当に信頼される政治にはなりません。



とこれだけ書いて、私これから2ヶ月、質問ラッシュであることに気が付きました。

自分でハードルを上げた分、きっちり建設的議論ができるようにがんばります・・・