こんばんは、横山です。寒くなってきましたね。

インフルエンザがはやっているとのこと、お体ご自愛ください。

予防接種受けに行こうかな・・・



言いたいこと書きたいことをきれいな文章にまとめようとすると更新に遅れが出るので綺麗な文章にはなりませんが考えていること、政策の基軸となること、具体の部分までざっくり綴っていきます。


構想日本の代表、加藤秀樹氏の著書に「ひとりひとりが築く新しい社会システム」という本があります。

私は府庁の職員時代に大変この本に影響をうけました。

いまでも影響を受けています。

先に書いた「行政の肥大化をとめるべき」という考えの原点となっています。




府庁職員時代に、窓口業務でよく現場にも足を運んでいましたが、「それは公務員、行政がやる仕事なのか」という疑問を抱く業務が山ほどありました。

家の前のごみを拾ってくれ、草を刈ってくれ、虫が多いのでなんとかしてほしい

はいわかりました、となんでもサービスする精神は結構ですが、それには人件費という公金が使われます。

その税金は、その要望をだした府民さんだけが払っているわけではなく、すべての府民が国民が行政に対して生活の仕事の一部を委託するための費用としてお支払いただいている大変大切なお金です。

それも考えず、ただ単に苦情要望に振り回されて疲れ果てていたときに加藤氏の書いた冒頭にある本に出会いました。



生活の一部を他にアウトソーシングするのは簡単で、本人も楽です。

汚いことやしんどいことはお金を払ってでも他に委託するのも気が楽でしょう。

そのアウトソーシングが肥大化すると、やって当然の業務になり、いつの間にか廃止できない事業になります。結果仕事ができていつまでたっても行政組織の肥大化がとまらない。

身の回りでできることはわたしたち自身が行うべきではないでしょうか。


加藤氏率いる構想日本は民主党の事業仕分けの仕掛け人ですが、この事業仕分けの原点は、生活の中で、わたしたち一人一人がいるいらないをしっかり自覚し、いかに生活すべきか見直すべき、という概念があると聞きました。


行政のスリム化を目指すなら、本当に原点に立ち返って、私たちにとって必要なもの必要でないものを今一度しっかり見つめなおすべきだと思います。

先の大震災もあり、原発事故もありました。誰のために誰が何を負担すべきかを今一度国家が考えさせられる一年になったと思います。


以上を踏まえて。しかしただ単に現行の行政サービスの縮減を行うわけにはいきません。

平行して、肥大化した行政組織や怠慢になった政治にメスを入れなければなりません。

人件費カット、議員定数削減を徹底して行い不要な天下り法人などを廃止して、中の改革を徹底して行った上で「負担」の再考をお願いしなければなりません。

社会保障や行政サービス(上下水道・道路・河川など)の負担の再考、併せて消費刺激策と自国利益の確保。


と大阪府政で担いきれないところまで出てきてしまうのでこの辺にしますが、私の政策原点は(昨日から引き続き記載している)この点にあります。