昨日今日 | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

昨日は4時間半、徒歩で東京ビックサイトから帰還。
特に家族の安否も問題なかったことはなによりでした。

帰宅後は、テレビの情報に齧りつき
今朝もさらにその様態を知るにつれ、
災害の甚大さを改めて知る。

地震発生時は、東京ビックサイトで展示会を見ていました。

会場での2度の揺れにより、展示会は中止となり
津波の危険を知らされながら、会場を後に。

その後、国際展示場駅で動かない電車を30分待ち
諦めて、東京テレポート駅まで歩き、大井町駅・大森駅行きのバス待ち、
30分経っても都バス京急バスも一台も来ないことから
諦めて、レインボーブリッジ経由で大森まで
4時間半歩いて帰りました。

今朝は、設計した建築の施主と連絡を取り、
状況を確認し、事務所の整理。
地震の揺れは、かなりひどかったようで、カタログの1/3が棚から転落
地下の倉庫は、全く異常なしだったのと比較すれば
上層階ほど揺れがかなりひどかったようです。

気になるのは、昨年竣工した宮城県名取市の住宅。
施主とは、もちろん連絡は取れず、
安否はfacebookで何とか確認。

昨日の帰りも、家族の安否を災害伝言ダイヤルを利用しようとしたが
全く電話が通じない状況。メールも届いたり届かなかったりしていました。
twitterはそのような中でも、特に問題なし。
そのような状況を考えると、災害時の安否確認を含めた情報網の構築も
一から考える必要があるように思えます。

被災地ではまだまだ被害の全貌も見えず
救援の手がようやく届きつつありますが
微力ながらも応援させていただきたいと思います。