IHヒーターで餅を焼く? | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

自分はガスコンロ派なのだが、

設計する住宅ではIHヒーターを希望する方はいる。

その場合、指定の機種がなければ、自分で選定をする

施主の意図をくみ取り、どの程度の機能を付けるのか?

確かに悩みどころでもある。

一般的な家電と同様、多機能化が進み、そこまでの機能は疑問すら感じるものもあるが、

施主にとって必要かどうか?カタログを貪り、

渋谷や銀座の東京電力のショールームに行き、突っ込んだ質問を投げかける。


○オールメタル対応かどうか?

「IHヒーター非対応の鍋でも使えます」という機能。

愛着のある鍋が今まで通り使えますとのことだが、

もちろんIH対応鍋に比べて、効率は悪いとのこと


○3口目のヒーターがIHかラジエントヒーターかどうか?

現状一般的にはIHで餅網はつかえないとのこと

網で餅を焼く、のりをあぶる等々のことが必要であれば

ラジエントヒーターを選択。

ラジエントの方が値段が安め


○トッププレートの幅75cmか60cmか?

キッチンの大きさによるでしょう。今までのキッチンの使い方にもよる


等々、かなり突っ込んだヒアリングを行いながら

決定していきます。


高機能の定価が40万円超であり、基本機能であれば、20万円台

この差は、やはり大きい