東京中央郵便局は「登録有形文化財」になるのか? | 横山武志建築設計事務所blog

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登録有形文化財とは?

→文化庁website
http://kodomo.bunka.go.jp/1hogo/main.asp%7B0fl=show&id=1000000129&clc=1000000033&cmc=1000000097&cli=1000000104&cmi=1000000118%7B9.html


鳩山総務相のパフォーマンスは、
よく分からん政治決着の様相で、妥協案に落ち着くかの状況ですが、

保存部分を拡大して、「登録有形文化財」を目指すとの方針のようですね

保存部分を拡大したとしても、所詮上っ面のみでしょうかね?

郵政会社と文化庁の交渉は、スムーズに進むわけでもなく

設計は、”再び”多大な労力を、再び注がなければなりません。

確認も提出仕直しでしょうしね

完成時期も延びることは必至です。

今後、文化庁は、その判断基準を問われるでしょうし、
(私の個人的な意見としては、このような開発はNO!と言うべきです)
プロジェクトとして困難を極めるでしょう。

残念ながら、東京中央郵便局は、その近代建築の精神とともに保存されませんが
これらの事象を通じて、いままで先人が残してきた遺産、建築というものに
より意識が高まることを願います