昨日は、終日、「管理建築士講習」に行ってきました。
姉歯事件を元にした法改正により、管理建築士の要件が見直され
建築士として3年の実務経験の後、講習を終了することが必須となりました
今年は、法規の施行後、ほぼ初年となり、
講習に来ていたのは、経験豊かな方達が多く見られました。



講義の内容は、改正された「建築士法」「建築基準法各法」に加え、
業務、経営的な側面からの建築士事務所を深く切り込むような構成でした。
ここ姉歯事件を通じての建築業界へ不信、近年の不動産の金融化に伴うプロジェクトの複雑化
社会経済の変化等を捉えると、建築士事務所を取り巻く環境は大きく変わり
事務所経営という視点がより一層重要に思えてなりません。
良い物を創るためにも、やはりしっかりとした軸足が必要です
昨日の講習では、講義6時間+考査1時間
午前11時に開始し、終了したのは、午後7時
さすがに長時間の講義は、アタマに堪えます。