大きい家 小さい家 | 横山武志建築設計事務所blog

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若手建築家のアイデアの素

本日は、大きい家と小さい家を見学させて頂きました。

最初は、コムデザインの岡崎さんに連れられ、「スミレアオイハウス」へ

「スミレアオイハウス」
http://media.excite.co.jp/daily/weekend/030927/

現在、コムデザインで進められている「9坪ハウス」の原型になった住宅。

→「9坪ハウス」
http://9tubohouse.com/


この住宅は、最小限住宅の「増沢邸」を元に、デザイナーの小泉誠氏によりデザインされたもの

隅々まで、小泉氏のディテールが行き渡る
まさに家具のような住宅


続いて午後からは、山本事務所時代の後輩であるSALHAUS面々のオープンハウスにお邪魔する

→SALHAUS
http://salhaus.com/


若手建築家のアイデアの素-建築家 設計事務所 住宅 大森 大田区 品川

横浜の勾配のある敷地に立つ2世帯住宅

中央に庭を配し、その廻りをぐるりと回遊できるプラン

「スミレアオイ~」が4つくらい入りそうな大きさ

中央の中庭に開放され、対角線上に視線が抜ける。

この中庭に視線が集まり、そしてその対岸の子供部屋へと視線が注ぐ

子供からの視線も同様。

やはり住宅というのは、家族の形式を否応なく規定するように思える。

視線の交錯がさまざまなコミュニケーションを生むのだろう。

形式は違うとはいえ、以前の「ニワノイエ」でも

完成したあとに、「視線の重要性」を再認した。

「ニワノイエ」→