観客の心まで突き刺さるよう。
その姿を自分に置き換え、日常生活に潜む感情を呼び起こす

横浜トリエンナーレ
ランドマークにて10/26まで展示されていた
"Catch Me Should I Fall",「落っこちたら受け止めて」
Michael Elmgreen & Ingar Dragset

吹き抜けの空間に聳える飛び込み台
その先端には、少年の彫像
足下には、プール


ショッピングモールのど真ん中に突如として現れたアート作品。
モール=吹抜空間が一般的になっているだけに
忘れかけた、そこ潜む誰もが抱く高さへの恐怖心を
的確に表している。
そしてこれは、ここでしか表せないアート。
Michael Elmgreen & Ingar Dragsetは、以前北九州でこのような作品を発表している。
http://cca-kitakyushu.org/jp/project/ed_project.shtml
作品へのアプローチは、容易であり、その解釈は深い
ランドマークの展示は終わってしまったが、
また作品を見たくなるような作家です。