http://xbrand.yahoo.co.jp/category/culture/1280/1.html
ダニ・カラヴァンはイスラエルの造形家
今回は初期のドローイングから、舞台美術、屋外の環境造形、インスタレーションと
彼のこれまでの奇跡を網羅。

ダニ・カラヴァンの作品と初めての出会いは、
1991年(古い!)横浜で行われた「芸術を都市をひらく~フランスの芸術と都市計画」
でのパリ郊外の「セルジー=ポントワーズ」の全長3kmにおよぶ《大都市軸》のプロジェクト
翌年にパリに行ったときには、現地を見に行き
シャンゼリゼ、凱旋門、新凱旋門から続く《大都市軸》を受け継ぎ
郊外の都市で展開する都市計画的スケールのアートワークに心を躍らされた
スペインにある<パサージュ>は以前から見に行きたいプロジェクト
切り立った断崖に2枚のコールテン鋼により、海が切り取られる
ダニ・カラヴァンの作品には共通して、「無」を感じる
イスラエル特有の幾何学をベースとしている作品もあるが、
砂漠に忽然と建つ「ネゲヴ記念碑」等の作品は、
その地域の歴史的遺産が放つ普遍的な地域性を感じさせる。
民族を超えたモノに彼の平和のメッセージが込められているように思える
札幌を含め、彼の作品は日本に多く存在する。
改めて訪れてみたい