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先日、佐藤可士和氏の講演に参加してきました。

3時間の講演の前半を佐藤氏の講演、
後半をスペシャルゲスト:水口哲也氏との対談という2部構成でした。
前半では、「ユニクロNY」のクリエイティブディレクションについて
確かに「フリース」のユニクロから斬新さが失われつつあったが
NY SOHO出店に至るデザイン・広告戦略を通して
再びコンセプトが磨き上げられたように思える。
NY SOHOからUTプロジェクトを通じて
ある先鋭化したプロジェクトが、ユニクロのCIを強化している。
後半は、ゲームクリエーターの水口哲也氏との対談
この対談は、両氏のクリエイティブの背景に共時代性を感じたものだった。
現在の水口氏の活動は、「元気ロケッツ」や「東京国際映画祭」という
ゲームという枠を超えた領域まで達しているが、
そこに至るまでのプロデュースしたゲームが、やはり面白い。
ゲームとは何か?
水口氏は「call & responseの繰り返し」と言い
コントローラーは、楽器となり、
プログラムとコミュニケーションを取りながら
自分なりの音を奏でる。
結果として、残るのは、自分だけの物語となる。
確かにゲーム自体も、そう考えれば
インタラクティブアートの一つですね
いやいや、非常に興味深い対談でした。
対談だからこそ、その「共時代性」を感じたのかもしれません