最近よく連むY氏からで、東京フォーラムでアートフェアがあるから
一緒に見に行かないか?とお誘いでした。
夕方から知り合いの舞台を見に行く(詳細は後日)予定で
雑用などをこなしていたので、急遽切り上げ
有楽町の東京フォーラムへ


平日の夕方の東京フォーラムは結構好き
木々の埋もれた中庭の空間が
和やかな雰囲気を醸し出しながらも、
劇場の屋外ホワイエ的な多少の凛々しさを持つ。
ピルスナー系のビールがよく似合う。
(また酒か!と突っ込まれそうですが...)

今回の目的は、東京アートフォーラム。
金曜日のVIPの時間帯に入れたので、余り込んでいませんでした
(Y氏夫妻、感謝!)
東京の有名どころのアートギャラリーが一堂に会したイベント。
なかなか個々のギャラリーは入り辛いが、
このようなイベントはかなり使い勝手がよい。
それぞれ、一押しのアーティストの作品を並べ
それぞれギャラリーの個性も見られて
非常に面白い。

バブルの産物と言われた東京フォーラム。
その後、運営はどうなったのでしょうか?
東京現代美術館と東京フォーラムの場所は反対ではないのか?
という意見もあったが、持論としては、両者とも都心にあるべき施設。
もはや公共施設、単体で街を活性化するということではなく
面としてどれだけの集積があるかが問われている。
都市間競争は、国内ではなく、世界の中での事象
赤坂サカスが東京ミッドタウンとの街の連携を探っているのは
赤坂サカス自体の規模フォローするための
同じディベロッパーによる思案のように考えられるが、
別の見方をすれば、その間の歩行ネットワークによって、意識化することにより
アメーバ場に連なる街ネットワークが繋がるように思えて面白い。
東京自体は大きいかもしれないが、個々の街は、割と歩けるところが多い。
その間の「みち」を意図化すれば、それ自体でも面白くなりそうに思える。