1月2日に発生した羽田空港の衝突事故は大変ショッキングな事故でした
そして
とても考えさせられる事象でした
生放送で地震の中継を見ていたとき、画面が切り替わり、火花を飛ばしながら着陸する日航機
アナウンサーはこれがリアルな現実であることを連呼する
情報が入りしだい速報するというが、そうこうするうちにも、みるみるうちに機内に火が入る
それなのに脱出している人は見当たらない
いったい何が起きた?
乗客は大丈夫か?
なんども着陸時の火花の映像を繰り返すが、まったく状況がつかめない
業を煮やして他のチャンネルを回すと、乗員乗客は無事に脱出したと報道があった
原因については、その後のニュース等で周知の事実として分かったことではありますが…
奇跡の全員脱出
ボクはこれにひどく感動しました
そのとき
乗員だって何が起きたかわからない
分かるのは煙と火の手が迫っているということ
優先順位は乗客の命
のちのニュース映像で旅客が
「ドアを開けてください」と言っている
はい、分かりましたと、簡単には開けられないのですよ
開けるには安全を担保するものがないといけない
反射神経のように、行動しては2次災害を起こしてしまう
あとから聞いた情報ではインターホンも使えなかったとか
とにかく
乗員は瞬時に考え、行動したのでしょうね
個人的にはハドソン川の奇跡よりアッパレだと思います
そうとうの訓練を積んだのでしょうね
それも何回も何回も
でないとこんな事できません
何万回飛行して一度起きるかどうかの事象
それをバカにしないでしっかりと訓練する
シチュエーションはいくらでもあります
なので常にイメージしなければいけない
頭が下がります
航空業界は広くいえば同業種
なので
いろいろ考えさせられました
日航や全日空には見学等でなんどかお邪魔しました
管制官とも意見交換したことがありますが、そこから垣間見えるのは、彼ら(彼女)らは大変プロ意識が高いこと
今回不幸にも起きてしまった事故
交通業界でよく言われるのは
事故の歴史から学ぶこと
これを機会に更なる安全の強化を果たしてもらいたいですね
どんな優秀な人間でもミスをします
それは確率の問題
何百回、何千回ならミスしなくても
何万回、何十万回となると起きます
それが人間だから
しょうがない
だからハード面でも担保する
そういえば
なぜCAさんがなんども訓練すると知っていたのだろう?
あっ
思いだした!
CAさんがスチュワーデスと呼ばれていたころ
テレビで観てた
ドジでノロマなカメ
そう
スチュワーデス物語
あの頑張り屋さんを思いだした。