とある日の仕事中の出来事。
言おうとした言葉が
テンパって飛んでしまい、
「あの…」で固まってしまいました。
実は、こういう「第一声が出ない」という現象、
以前からよくあったんです。
以前の私だったら、
「恥ずかしい」「ヤダヤダ」
「きっとダメなヤツだと思われたに違いない」
と自分を責めては落ち込み、
思い出してはグルグル考えていました。
そんな自分のことを、
潜在意識の講座中にシェアしてみました。
(私は、このはなさくや先生の講座に参加しています)
その時は、
「こんなことがあったけど、これから
少しずつ改善していけばいいと思っている」
と話ました。
心の中にあったのは、NLPの基本前提。
「過去は未来ではない。
何も損なわれてはいないし、
ダメな人なんかいない。」でした。
その時、さくや先生からフィードバックを
いただきました。
先生:
「その自分をなんとかしたいの?変えたいの?」
私:「はい。変えたいです。」
先生:
「逆説的だけどね、変わりたいなら、
まず“そのままの自分”を受け入れること。
受け入れて、受け入れて、受け入れて。
そうして、ある一定のラインを越えたら、
逆転するから」
その言葉を聞いた瞬間、
「え?まずは受け入れるんだ?」と
目からウロコ状態でした。
そして、
「こんな自分、なんとかしなきゃ」
という自己否定から、
「こんな私だけど、今の私なんだから
受け入れよう」と気持ちを
切り替えるきっかけになりました。
もちろん今も、
思うようにできないことはあります。
自己否定の気持ちも出てきます。
でもそのたびに、
「そんなこともあるよね」
「いいよいいよ」
「それでも私は私」
と、自分に声をかけるようになりました。
そうしていくうちに、当時よりも
気持ちがずっと軽くなっているのを
実感しています。
例えば失敗しても「ヘヘッ」と笑って、
「じゃあ次いってみよう〜」と、
トライ&エラーみたいな感覚で
進めることが増えてきました。
今も道の途中です。
これからどうなっていくのか、
ゆるやかに、楽しみながら
進んで行こうと思います。