横浜トリエンナーレサポーター(愛称:ハマトリーツ!)の自主活動、

サポーター・イニシアティブ「ヨコトリ検定2020」主宰者の原田と申します。

「ヨコトリ検定2020」展示会場での配布の他、

PDFダウンロードも始まっています。

 

前回のブログでは両面印刷の注意事項などをお伝えしましたが、

今回のブログでは、紙面デザインを担当した

新進気鋭のサポーター、山口さんのコメントを掲載します。

どうか最後までお読みいただけましたら幸いです!

 

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【ごあいさつ】

こんにちは!デザインを担当させて頂きました山口舞桜です。

 

ヨコトリ検定の作成も、デザインもとても楽しくやらせて頂きました。

現代アートわからん…はじめて…という方にも

ヨコトリ常連だよ!という方にも

楽しんでもらえるものになったと思っております。

 

さて、今日はデザインのコメントということで

デザインに込めたイメージをお伝えしたいと思います。

 

【デザインのコンセプト】

ヨコトリ2020のタイトルといえばAFTERGLOW(残光)。

 

 

そこから、このヨコトリ検定を

「光を通して見えるもの」にしたいと思っていました。

検定自体もですし、デザインのカラーリング的にもです。

この検定がそんな光の破片たちを集めたヨコトリと

何度でも照らし合わされて楽しんでもらえたら。

そうして「プリズムを通過して現れる虹の色」と

「ビッグバンの名残で出来た砂嵐に現れる4色」

を使うことにしました。

 

 

普通は見えない光というものが虹になると、

砂嵐になると、形も色も持って現れて、

人はそこに具体的な感情や思いを抱く。

「きれい!」とか

「なんで砂嵐ってこんな音でこんな色なんや〜〜〜????」とか。

 

ヨコトリの作品たちについても、

ヨコトリ検定のちょっぴり身近に寄った解説で、

もっともっと色んなことを考えて、

思ってもらえればなと思います。

 

それから、紙にどんな光が現れているか、や

光って色んな姿にも色にも変わるんだなぁ

というところに注目して、作品や検定の問題と一緒に

世界への妄想を膨らませてもらえるといいなと思います。

 

また、ヨコトリ検定を見て、

光にちなんだ色づかい!とピンときた方がいたら嬉しいです。

 

 

【苦労した点】

淡めの色とビビッドな色をどう一緒の面に入れるかが難しかったです。

どちらも好きな色で、でも系統は違くて、全部入れると色が多い。

最初はもっと砂嵐感を出したくて、紙面ザラザラがいいなぁ

なんて思っていたのですがそこまでは出来ず…(笑)

 

結果、4枚全部合わせて見ることで砂嵐を、

ビビッドになった光を感じてもらえるようにしようと決めました。

解く時は、4枚セットで挑戦してみてくださいね!

 

【さいごに】

思いの詰まったヨコトリ検定になりました。

サポーター活動、とっても楽しかったです。

良かったよ〜!という方、アンケートにて

お声を寄せて頂けるとめちゃくちゃ喜びます。

ヨコトリ2020の会期もあとわずかですが、

3年に1度のお祭り、最後まで存分に楽しみましょう!

 

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紙面データのダウンロード

「Part.1 ヨコトリの基本編」は こちら
「Part.2 無料エリア編」は こちら
「Part.3 美術館3階編」は こちら
「Part.4 プロット48編」は こちら

 

ヨコトリ検定2020挑戦者アンケートは こちら

回答締め切り:20201130日(月)

 

文責:「ヨコトリ検定2020」主宰 原田貴己