こんにちは、企画・イベントチームです。
10月31日(金)に、秋の遠足企画「あざみ野→黄金町~ヨコハマと共にあるアートを探る~」と題し、午前中に横浜市民ギャラリーあざみ野で行われていた企画展「あざみ野コンテンポラリーvol.6 もうひとつの選択 Alternative Choice」、午後にNPO法人黄金町エリアマネージメントセンターが主催する「黄金町バザール2015~まちとともにあるアート」を訪れました。
少し肌寒い日でしたが、午前中参加者は11名。皆で横浜市民ギャラリーあざみ野へ向かいます。

あざみ野市民ギャラリーでは、鑑賞前に学芸員の日比谷安希子さんより、施設概要や企画展、また今回の展示内容等について、ご説明頂きました。

あざみ野では遠足で訪れた若手アーティストを紹介する「あざみ野コンテンポラリー」、「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション、企画展」「あざみ野こどもぎゃらりぃ」と年間3本の自主企画で構成されているとのことでした。
企画展以外も施設内で、障がい者施設に所属する作家を紹介する「フェローアートギャラリー」、若手作家を紹介する「ショーケースギャラリー」などの企画も行っているとも。今回ショーケースギャラリーでは、午後に訪れる黄金町バザールのレジデンスアーティスト山田裕介さんの作品を見ることが出来ました。
企画展では、今回日本と中国のアーティスト6名(青山悟、斉藤玲児、友政麻理子、凌宗権、和田昌弘、王坪)の作品を鑑賞しました。
中国のアーティストである凌宗権さんと王坪さんの作品は、卒業制作で作ったものとのことでしたが、両作品ともに現代中国の、貧困層について、家族とその生活をテーマに描かれた作品であり、家族の心の動きが繊細に描かれていると共に、メディアで昨今「爆買い」等が聞こえる中、日々の暮らしにも困るような方がいることを目の当りにさせられ、格差社会について考えさせられるものでした。
2014年のヨコハマトリエンナーレ出展作家の和田昌弘さんは、1つの映像と整体(実際に施術が受けられるのです!)で構成されているもの、また椅子を挟んで前後で2つの映像が投影されている作品を展示されていました。作品として整体が取り込まれていることに大変驚きましたが、個々の映像もとても変わった場面設定(ある場面では焼き鳥を食べ、ある場面では整体師がタップダンスを踊り、またラストシーンでは森林の中で2人の整体師とこぶを持った男が音楽に合わせて踊っている)で物語が綴られていました。和田さん本人による作品説明の中で「映像とパフォーマンスとしての整体によって、スカッとして帰ってもらえたらと思っています。」と言っているように、私は整体を受けなかったのですが、映像作品を見ただけでもなぜか心がすっきりしているように感じました。日頃気づかぬ内に溜まっている心の中のこぶを映像の中のこぶに投影させ、整体や軽快な音楽、踊りが溜まったこぶを取り除いていたのかもしれません。

参加者の方にはアンケートのご協力をいただきました。はじめて横浜市民ギャラリーあざみ野を訪れた方もいて、よい機会になったという声も聞かれました。今後もハマトリーツ!と何か協働してできたら面白そうです。
あざみ野ギャラリーでの鑑賞の後、いったん解散。各自お昼を取ってから午後は、黄金町バザールへと向かいます。続きは後編へ…まだまだCheck it out☆
10月31日(金)に、秋の遠足企画「あざみ野→黄金町~ヨコハマと共にあるアートを探る~」と題し、午前中に横浜市民ギャラリーあざみ野で行われていた企画展「あざみ野コンテンポラリーvol.6 もうひとつの選択 Alternative Choice」、午後にNPO法人黄金町エリアマネージメントセンターが主催する「黄金町バザール2015~まちとともにあるアート」を訪れました。
少し肌寒い日でしたが、午前中参加者は11名。皆で横浜市民ギャラリーあざみ野へ向かいます。

あざみ野市民ギャラリーでは、鑑賞前に学芸員の日比谷安希子さんより、施設概要や企画展、また今回の展示内容等について、ご説明頂きました。

あざみ野では遠足で訪れた若手アーティストを紹介する「あざみ野コンテンポラリー」、「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション、企画展」「あざみ野こどもぎゃらりぃ」と年間3本の自主企画で構成されているとのことでした。
企画展以外も施設内で、障がい者施設に所属する作家を紹介する「フェローアートギャラリー」、若手作家を紹介する「ショーケースギャラリー」などの企画も行っているとも。今回ショーケースギャラリーでは、午後に訪れる黄金町バザールのレジデンスアーティスト山田裕介さんの作品を見ることが出来ました。
企画展では、今回日本と中国のアーティスト6名(青山悟、斉藤玲児、友政麻理子、凌宗権、和田昌弘、王坪)の作品を鑑賞しました。
中国のアーティストである凌宗権さんと王坪さんの作品は、卒業制作で作ったものとのことでしたが、両作品ともに現代中国の、貧困層について、家族とその生活をテーマに描かれた作品であり、家族の心の動きが繊細に描かれていると共に、メディアで昨今「爆買い」等が聞こえる中、日々の暮らしにも困るような方がいることを目の当りにさせられ、格差社会について考えさせられるものでした。
2014年のヨコハマトリエンナーレ出展作家の和田昌弘さんは、1つの映像と整体(実際に施術が受けられるのです!)で構成されているもの、また椅子を挟んで前後で2つの映像が投影されている作品を展示されていました。作品として整体が取り込まれていることに大変驚きましたが、個々の映像もとても変わった場面設定(ある場面では焼き鳥を食べ、ある場面では整体師がタップダンスを踊り、またラストシーンでは森林の中で2人の整体師とこぶを持った男が音楽に合わせて踊っている)で物語が綴られていました。和田さん本人による作品説明の中で「映像とパフォーマンスとしての整体によって、スカッとして帰ってもらえたらと思っています。」と言っているように、私は整体を受けなかったのですが、映像作品を見ただけでもなぜか心がすっきりしているように感じました。日頃気づかぬ内に溜まっている心の中のこぶを映像の中のこぶに投影させ、整体や軽快な音楽、踊りが溜まったこぶを取り除いていたのかもしれません。

参加者の方にはアンケートのご協力をいただきました。はじめて横浜市民ギャラリーあざみ野を訪れた方もいて、よい機会になったという声も聞かれました。今後もハマトリーツ!と何か協働してできたら面白そうです。
あざみ野ギャラリーでの鑑賞の後、いったん解散。各自お昼を取ってから午後は、黄金町バザールへと向かいます。続きは後編へ…まだまだCheck it out☆