7月25日(土)、横浜の最高気温が33.6度だったこの日、まだまだ暑い16時に元町・中華街駅集合で、「時ヨコ」ゼミ(「時をかけるヨコハマ ~4次元情報に基づくヨコハマの今昔案内~」ゼミ)初の課外活動まちあるきを実施しました。
これまでになかった、まちあるきの観光マップをつくりあげるのがこのゼミの目標。
というわけで、ただの観光ではなく「ちょいたし観光」なんです。
横浜山手地区の主要観光ルートをたどりつつ、一般の観光案内には紹介されていない「ちょいたしルート」を9か所用意し、実際に歩いてみました。



今回「ちょいたし」のテーマとしたのは「ブラフ」です。 ブラフとは、「断崖,絶壁(▼横浜の「山手」を英米人はその崖から Bluff と呼ぶ)」(プログレッシブ英和中辞典)とあるように、山手地区に残るかつての海岸沿いの絶壁のことです。

また、「ブラフ溝」という排水溝と、


「ブラフ積擁壁」という石積みの擁壁にも注目し、


これらの遺構をたどる「ちょいたしルート」をつくりました。(リーダーが)

そしてメンバーで実際に歩いてみたのですが・・・一つのものに注目したまちあるきは予想以上に面白い!!(TV番組「ブラタモリ」がお好きな方は、ハマること請け合いです。) 横浜が地元の人でも見たことがなかった景色を発見する面白さ、綺麗に造成された町の中にも歴史の名残がみつかる楽しさを体験し、「ちょいたし観光いける!」とメンバーは確信しました。


今回の課外活動で課題も見つかったので、さらに検討を重ねて「万人向けではない観光案内」を目指しブラッシュアップしていく予定です。 横浜開港から関東大震災までの間の歴史的遺産に注目してみては・・・という意見もあり、ますますマニアックになっていく予感満載ですよ~。 横浜の地理、歴史に興味がある方はぜひ、次回まちあるきにご参加ください。 ・・・ただし、今回メンバーは3時間歩きました。覚悟して来てください。



~おまけ~
個人的におススメなのは、リーダーの名解説です! 短くポイントを押さえていて観光ガイドにありがちなクドさがなくGOOD!! 今回は主要観光ルートの中に「港が見える丘歌碑」と唱歌「港」歌碑が含まれていたのですが、20~40代の参加メンバーは知らない曲だということが判明。そこでリーダーが大サービスで一節歌ってくれました!!(が、やはり聴いたことがない曲だったということで、メンバーがジェネレーションギャップを感じた瞬間でもありました。(笑))