今日は「 聞き耳ワールド 」の収録補助サポーターとして
参加して来ました。


「 聞き耳ワールド 」は、アーティスト達が、街を歩きながら、
街の案内をしてくれる
「 音声ガイド 」です。

が、台本を読む訳ではなく、その時の気分で、あっちに行ったり、こっちに行ったりの
何が起こるのか、何処に行くのか、当日サポーターとして参加した私でも分からない
スリル溢れる活動でした。


今回の活動を一言で表すと「 とっても楽しかった 」です!!


情けは人の為ならず、とはよく言ったもので、
サポーター業務なのではありますが、個人的に得た物が大きくて大満足でした。

今回、得られたものを大きくあげると
1. 新しい人々に出会えた。
2. 新しい情報をたくさん入手出来た。
3. 知っている筈の街を再確認&再発見出来た。
の3つです。


この日は、ガイドの原さんと、中国人留学生の時さんのお2人が
横浜・中華街を歩きました。


私の仕事は、彼らが歩いた道筋を地図に書き込んで行く仕事です。
お2人の会話は90分間、ずっと中国語なので、道中、彼らが何を喋っているのかは
分かりませんでしたが、臨場感はひしひしと感じられて楽しかったです。


最初、1人はガイドという仕事柄、一般観光客の知らない穴場を熟知しているだろうし、
片やもう1人は本物の中国人ですから、中華街の、ありきたりの場所は行かないだろうと
内心、ひどく裏街道ルートを歩くのではと、期待してしまいました。


驚く事に、彼らの辿ったルートは、恐ろしくオーソドックスでした!!

逆に穴場を期待するのは日本人だけなのかしら?

11:00過ぎに、みなとみらい線・元町・中華街駅の出口からスタート。
中華街大通りを真っ直ぐに。
善隣門から長安道に入り、地久門から関帝廟通りへ。
途中、関帝廟と横浜女馬祖廟の中に入ります。


この日は7月7日。 七夕なのは知っていましたが、
女馬祖廟の「 結縁 」の日だと初めて知りました。
中国では、織姫と彦星が1年に1回会える故事に因み、恋人と出会える、
日本で言うバレンタインデー並みの盛り上がりを呈しているそうなんです。
へー。 私は横浜に20年も住んでいて、横浜中華街も何度も歩いていますが、
こういう事って、結構知らないものなんですよね。


その後、天長門から南門シルクロードに入り、再び朝陽門から中華街大通りへ。
今度は途中で左折。 市場通りを歩き、香港路を歩き、また大通りへ。
大通りを善隣門まで来ると、西門通りを延平門まで行き、JR石川町駅まで。


約90分の中華街散策は、今までの私の中華街歩きとは目線が違い、
強い印象を受けました。
やはり中華街散策には中国語の響きが似合いますね。
原さんも、時さんも、お人柄の良い温厚な人で、もっともっとお話をしたかったです。
写真班のサポーターの方とも、妙に意気投合し、絶対にまたお会いしたいですね!



この日に収録した録音は、8月からダウンロード出来る予定ですので、
是非1人でも多くの方に聞いてもらいたいと思います。
録音の音声だけ聞くと、そこには2人の人間しかいないと思われるかもしれませんが、
実は写真撮影のサポーターと、ルートトラッキングのサポーターと、
総括係りの象の鼻テラスのスタッフと3人の人間が隠れていたのです。



余談になりますが、実は私、地図にルートと時間を書き込みながら、
目はしっかりと中華街に星の数程あるレストランのランチタイムのメニューを
チェックしておりまして、石川町駅で解散をした後、
目星をつけておいた安くて美味しそうなレストランでランチを楽しんだのでした。



この様なユニークな企画にサポーターとして参加させて頂いて、
横浜トリエンナーレサポーター事務局には感謝しております。
これからまだまだ会期中、いろいろ参加させて頂いて、
有意義な経験をいっぱい積めたらいいなと思っています。



「 聞き耳ワールド 」中華街編で、ご一緒した皆様、ありがとうございました!!
また、いつかどこかで、ご一緒しましょう!!


ヨコトリ2011サポーターHS