これは、北ヨーロッパで最大級のカトリック大聖堂です。
ドイツのケルンにあり、世界遺産に認定されています。
1248年に工事が始まりましたが、宗教改革のような
ケルン大聖堂建設に不利な出来事が重なり、工事が
ストップしていた時期がありました。
①19世紀初めに中世の図面が発見されたこと
②当時、ドイツ統一国家となったため、祖国統一の
シンボル的な気運が高まったこと。
上記二点が、関係し工事が再開され、19世紀後半に
完成しました。
工事がストップするなんて、縁起が悪いですよね・・・
でも、1248年に工事開始して、19世紀末に完成って
ぜんぜん新築って感じじゃないですよね・・・
日本でも、最近は資金不足による工事の中断が
相次ぎました。
運悪く買い取り先が見つからない現場(建物)が
少ないといいんですけどねー