それ以来、私は母親の役割をもっとうまく演じようと心に決め、 | ゆきちゃんnot Official Blog Powered by Ameba

ゆきちゃんnot Official Blog Powered by Ameba

色々なこと書く予定。
読者登録画像認証



画像認証しない設定に成ってます!

【泣けちゃう感動エピソード】
~妻が亡くなった後 6歳の息子を叩いた私~

#感動したらシェアしてくださいm(_ _)m

↓ ↓
...
妻が4年前に事故による不慮の死を遂げ、私と息子の二人だけの生活になった。

息子の世話や毎日の食事の支度に疲れ果て、仕事もうまくいかないことがよくあった。

家事もうまくこなせない私と息子を見て、あの世で妻は悲しんでいるだろうか。

私は父親役と母親役をうまく演じられず、何度も挫折感を味わった。

ある日のこと。

夜遅く家に帰った私は、疲れ果てて食事を作る気力もなく、スーツを脱いですぐにベッドに身を投げだした。

その時、「パン!」という音がして、赤い汁とラーメンが飛び散り、シーツと布団が汚れてしまった。

布団の中に、インスタントラーメンが置いてあったのだ。

なんて子だ!と怒った私は、部屋を出て、おもちゃで遊んでいる息子のお尻を叩いた。

あまりにも腹が立ったのでひどく叩きすぎた。

そのとき、泣き出した息子が私にこう言った。

「炊飯器の中のご飯は朝、全部食べちゃったんだ。

夜ご飯は幼稚園で食べたんだけど、パパがいつまで経っても帰って来ないから、インスタントラーメンを見つけて、シャワー室の熱いお湯で作ったの。

パパがガスは使っちゃいけないと言ったから。

ひとつは自分が食べて、もうひとつはパパに残しておいたんだ。

インスタントラーメンは冷めたら美味しくないから、パパが帰るまでお布団の中に入れておいたの。

おもちゃに夢中になって、パパに言い忘れてた。

ごめんなさい」

息子の話に涙がこぼれた。

それを隠すためにトイレに入り、蛇口を開いて思いっきり水を流しながら号泣した。

しばらく心を落ちつかせてから、まだ泣いている息子を慰め、傷ついた彼のお尻に薬を塗って寝かしつけた。

汚れたシーツと布団を掃除し終わった後、息子の部屋のドアをこっそり開けて様子を見ると、彼は母親の写真を手に握りしめたまま泣いていた。

私は、立ったまましばらくそれを眺めていた。

それ以来、私は母親の役割をもっとうまく演じようと心に決め、多くの時間をかけて息子の世話をするようにした。