
毎月一度はお寺詣りをしょうということです

ツアーで行くことも良し
歴史の有りそうな
苔むした うっそうと茂った森 など有るお寺であれば
近くでも 行ってみたい

4月のある日
観光化されていないお寺に行ってきました
熊本市内です
宮本武蔵が籠って「五輪の書」を書いた岩窟 霊巌洞がある 雲巌禅寺
約700年の歴史があります
「九州西国十四番札所 曹洞宗雲巌禅寺、岩戸観音、五百羅漢」と言います
日本百名水の一つ 熊本金峰山からの湧水で口、手を漱いで(すすいで)お詣り
本堂にお祀りされている、ご本尊観音菩薩は 高僧行基の作とされている
奥之院の霊巌洞の起源は遠い昔
いつの時代か定かではない。
遠い昔、観音様が異国から流れつき
この岩洞に祀られた
中国の僧・東陵瑛璵(とおりょうえいよ)がこの霊地に一寺の建立を願った
沼地であった
或る夜
夢枕に 「我は沼の主、願いを叶えよう。我は立ち去る。証拠の品として法螺貝と龍の鱗を残していく」と。
その証の品は寺宝として宝物館に展示されている
東陵瑛璵の椅像はいま熊本博物館に展示されている
霊巌洞は今も、昔のままです。
武蔵の終の棲家
そのときのまま、日本の聖地。
寛永20年・1643年五輪の書を書き 2年後の1645年に没した
熊本市内であるにもかかわらず 自然がいっぱいの地でした
没後150年位経って建立されたという五百羅漢さまの
豊かな表情など 今 思い出しても微笑ましく
また機会を作ってお詣りしたいと思います
蜜柑の花が咲くころは その芳香に酔いしれる 蜜柑の産地の近くでもありました

