こんにちは 東京の行政書士 横田 あずまです。

 

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みなさんこんにちは!

 

最近では以下のような案件の申請資料を作成中です。

 

・永住申請(1家3人での申請。子に困難な事情あるケース)

・老親扶養の特定活動ビザへの変更申請(老親の過去に強めの問題点があるケース)

・永住者の配偶者等ビザの更新(税金や年金や国民健康保険の滞納により1年ビザになったものを3年にリカバリーするケース)

 

また、今回の話題に直結しますが、

 

難民申請者用の特定活動ビザで在留する外国人が、すでに難民認定申請2回目を使い切っており、今後申請ができないため、以前から交際中の日本人と結婚して日本人の配偶者等ビザに変更申請を希望するケース

 

についても今週面談の予定が入っています。

 

では、さっそく今日の話題を書いていきます。今日は②ということで2回目の記事になります。

 

1回目はこちらでどうぞ=

 

 

「難民申請者用の特定活動ビザで在留する外国人です。すでに2回目の難民認定申請を使い切ってしまい、特定活動ビザの更新許可は出なくなり、不法残留(オーバーステイ)するしかなくなります。

 

つまり3回目突入により、退去強制の段階に入りました。今後どうしたらよいのでしょうか?」

 

という場合のリアルな対処法についてです。

 

1,まずいえること

 

(1)もし3回目に突入しているなら・・・=1日でも早く動くことです。とにかく時間がありませんが、やるべきことをするには膨大な準備時間や手間や作成時間がかかります。

 

「もう時間がないからひとまず自分で何とかしよう」と考えるのはリスクが高すぎます。

 

一度した不十分な対応や申請は、かえって状況や入管からの印象を悪化させる結果になりがちですし、

 

時間がない中でそのような結果になればまさに回復不能になりかねない悲劇になります。

 

「想像をはるかに超える厳しさ・細かさ」で審査されますので、初回の申請から信頼できる専門家に面談をするなどしてください。

 

(2)1~2回目の方は・・・=実はこの場合でも状況はあまり変わりません。やるべきことをするには膨大な準備時間や手間や作成時間がかかります。

 

意外と早期に3回目に突入してしまう場合もありますので、まずは1日も早く動くことです。

 

「まだ1~2回目だから自分で何とかしよう」と考えるのはリスクが高すぎます。一度した不十分な対応や申請は、かえって状況や入管からの印象を悪化させる結果になりがちです。

 

「想像をはるかに超える厳しさ・細かさ」で審査されますので、初回の申請から信頼できる専門家に面談をするなどしてください。

 

2,「想像をはるかに超える厳しさ・細かさ」で審査されるってどういうこと??

 

まずいえることは、「難民申請をしていたからこそ不問にされていたすべての点について、入管からいきなりすべて執拗なツッコミ(詰問)にあう」ということです。

 

例をあげればキリがないのですが、

 

例えば、難民申請をした理由や背景等に関する説明・立証・反省や上申等を示すことは必須の前提条件だと言えるでしょう。

 

真実味のある難民申請であれば、単に上申書を提出するだけでよいかもしれませんが、

 

誰の目から見ても真実味の薄い難民申請(複数の申請者が同じ申請内容で難民申請しており、内容が全く同じ等)や目的違いの難民申請の場合には、

 

丁寧に悪かった点を整理・分析して、詳細かつ丁寧に反省文を作成し提出しなければ「不許可」か、または「審査の前提を欠く」としてまともに審査してもらえないおそれが高いと思われます。

 

つまり、大変厳しいようですが、入管の目線で見ると・・・・

 

「過去に信頼性の低い難民申請をした申請人については、そもそも申請内容の信頼性も低いため、新たにしてきた申請についても、信頼性が低いものとして不許可にするしかないし、それ以前に審査する必要性がないと判断するしかない」

 

という理屈になってしまうのですよ・・・(これは難民申請以外のすべてのビザ申請にも共通する傾向です・・・)。

 

ですので、「難民申請したことはすでに過去のことだから、新しく申請するビザ(日本人の配偶者等ビザなど)の説明だけすればよい」と考えるのはとても危険である点を忘れないで下さい。

 

入管にしてみれば、「新しく申請するビザ(日本人の配偶者等ビザなど)の説明をする以前に、大前提として難民申請について説明するのが当然」という暗黙の了解があるのです。

 

ここを無視した書類作成は極端に許可可能性を下げることになりますのでどうかご注意ください。

 

当事務所は不許可案件や困難案件がほとんどで、じっくり丁寧に一件一件作成するスタイルを取ってきて日本のビザ申請一筋12年目になります。その経験や知識がみなさんのお役に立てば幸いです。
 

何かあればお気軽にご相談ください。

 

入管・外国人ビザ(在留資格)申請専門 行政書士 横田あずま

 

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