現実ハック/ラブプラスと父親/ザント人形/ガノンドロフ | ヨコオタロウの日記


ヨコオタロウの日記


神よ! 我が望みを聞け!


ゼルダの伝説 風のタクト / 任天堂




新しいポケモンには万歩計がついてて、その歩数で何か良いことがあるらしいっすね。
ということで、


歩きたくない、絶対に歩きたくないでござる! ポケウォーカーのチート行為集
http://yomigee.blog87.fc2.com/blog-entry-373.html


扇風機にぶら下げてカウントさせたりとか、現実世界ハックが行われている様子。
こういう「現実で工夫するよ」系の面白さは深い。


ラブプラス猛者の所為で 8×4が品薄?
http://yomigee.blog87.fc2.com/blog-entry-368.html


8X4の特定の香りが売り切れとか面白すぎる。
FFのポーションもいいけれど、ラブプラスに8X4のタイアップとかもいける気がする。




ラブプラスが私の父親を攻略するゲームである件について
http://anond.hatelabo.jp/20090908001750


切な過ぎる。
人生に続く。




「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」僣王ザントの素晴らしいフィギュアが登場
http://beeep.jp/2009/092888.html


ザントはトワイライトで唯一面白いと思ったキャラでした。


The Legend of Zelda twilightprincess ザント
http://www.youtube.com/watch?v=BZyCDSkwmkM


このイベントの演出付けた人は凄い。
こういう事をやろうとすると、理解できない人達の抵抗に遭うんだけれど、どうやって突破したんだろう。




まあ、トワイライトの記憶はそんな感じ。


前にも書いたかと思いますが、3Dゼルダではトワイライトよりもタクトの方が好きです。
確かにオカリナはとても面白くて、トワイライトもその系譜を継いでるから面白い。
それに対して、タクトはロード繋ぎの為の海はだるいし、連続した地形の持つ空間感も無い。


オカリナほど面白くはないけれど、タクトに流れる空気感は素晴らしい。他には替えられない。
そして、ガノンの孤独さも。
どうしても見つけられなかったので、英語版↓


The Legend of Zelda: The Wind Waker - Ganondorf
http://www.youtube.com/watch?v=VkMY5Cxj3m8


辿り着いたリンクの前で、テトラ(ゼルダ姫)を見つめている。
その目をみた瞬間、ガノンの意図が伝わってくる。


ハイラルの復活を夢見るが、それを信じてはいない。
この若く愚かしい勇者を倒しても、王国は取り戻せないだろう。
しかし、自分にはこの若者を倒すことしか道は残されていない。
そうすることしか、悪の王には許されないのだ。


そうしたガノンの野望は、あとすこしで完遂する所までたどり着く。
トライフォースは手に入れた、あとはハイラルを復活するだけだ。
だが、それは意外な結末に潰されてしまう。


ゼルダの伝説 風のタクト ハート3でガノン
http://www.youtube.com/watch?v=7d5-fDfh7Mg


トライフォースの完成を邪魔したのは、リンクでもゼルダでもなく、脇役の老いた王だった。
笑うしかない。演出もちょっとコミカルにしているし、実際にガノンはここで大笑いをする。


正気の沙汰じゃないと思った。
これを作った製作者は頭がイカレてる。
ここまでガノンの生に意味を持たせて、これか。凄すぎるだろ。



その乾いた笑いは、勧善懲悪を行わなくてはいけない製作者の自嘲かもしれない。
だけれどハイラルの呪縛から解かれたガノンの喜びのようにも見えた。


猫目リンクでも、DSのやつはそこまで深くなかった。
タクトは、ゼルダが手にすることができた奇跡のような一作なんだと思います。