謙虚で丁寧な人には心が引きつけられて、そこに自然と衆知も集まってくるもんやな。
態度物腰が各方面に好感を与えて、それが社会を伸ばす大きな力になる。
/ 松下幸之助
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ゲームが糞だと指摘すること。
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-1211.html
ゲームの批評の話
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-1213.html
・島国さんのプロジェクトは今まさに佳境。
・内容に対して無責任に「ご意見」を言うクライアントかスタッフが存在する。
という「予想」。予想ですからね?
ま、自分に似た立場を投影してしまう訳ですけど。(いや、そんなに「ご意見」は言われてないか)
にしても大変そうだなあ。
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僕は「ご意見」についてはあんまり深く考えても仕方ないのかなーと思ってます。
丁寧なご意見もあるし、何も考えていないご意見もある。有用であればバンバン参考にすべきだし、そうでないのなら適当に聞き流す、と。
確かに予算コストを考えてなおかつ製品コンセプトを踏まえたバランスの取れた修正案だと嬉しい……そりゃ嬉しいですけど、そんな事を考える事が出来る人は滅多にいないですから。
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「ご意見」を言う人っていうのは弱者です。
本来、何かしらのモノを作っているのであれば自分で作ればいい。
自分でプログラムを書いたり、絵を描いたり、シナリオを書けばいいだけ。
それが出来ないのは、職域が違って手が出せないとか、地位が低くて意見を通せないとか、ヤル気が無いとか、そういう事情で自分の意向を反映させられない訳です。
僕にはキャラデザインもプログラムも書けないですから、その部分では弱者です。
ディレクターだから人事権は割とあるんで、そこは強者。
そもそも1人で全部出来るんだったら、集団制作する意味なんかないですから、誰しもが弱点を抱えているわけで。
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そんなこんなで、グチャグチャに入り交じった権限と能力でゲームはできあがると。
「ご意見」を言う人はあたかも正しい答えがあるかのように発言しますが、誰かのビジョンを実現すれば上手く行くような事にはならないし、自分で実行出来ない時点でお願いする側にしかなれない。
でも、自分が出来ない事を他人にやらせようと泥団子を投げる人は(僕を含めて)後を絶たなくて、状況は悪化する一方。
でもまあ、最後まで立ってない事には製品は出ないからなあ。
正しいかどうかは後で考えるとして、今はただ頑張るしかない。
※ただし後で反省した試しは一度も無い。
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ついでにリンク
ゲーム製作:10個のチェックボックス
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-298.html
ゲームデザイン初心者に送る、10のアドバイス
http://d.hatena.ne.jp/ConquestArrow/20051204/1133681288
えーと、じゃあ僕も真似てアドバイスを書いてみる。
ゲーム制作に於ける10の命令
□ とにかくプロジェクトを立ち上げろ。
□ そしたら何としても完成させろ。
□ あとは好きにしろ。
3つしか無かった。
