だから最初は1万円くらいでもいいんじゃないかって言ってましたよね。
どうせ売れないからって。
/ 佐野 信義
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そこまで言われたら遊びたくなる? 漫画で分かる「Demon's Souls」
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0902/25/news050.html
「ゲームが簡単になってるご時世だから、逆に難しいソフト出そうぜ?」
っていう発想はプランナーならアリガチだけど、プロデューサー的には結構大変だろうなあ。
話題になるほど高難易度なソフトって事は、一般層をターゲットからゴッソリ削るって話ですから。
実際になんとなく「やってみたい感」がありますしね。
こういうゲームがヒットして、ゲームの幅を広げてくれると嬉しい。
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低予算でもヒットを飛ばすには?
その答えを出したゲームソフト
岡宮道生×佐野信義インタビュー(1)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090218/132880/?P=1
この記事が日経のアクセスランキングで上位だったとか。
佐野さん曰く「ほら日本の経済が落ちてみんな弱まってるから『低予算でヒット』とかに惹きつけられるんだろうねえ」との事。そういうもんか。
以下は、佐野さんと仕事の打ち合わせをなんとなく話してる時の様子。
佐野 「じゃブレストって事で~」
ヨコオ 「なんか決まったんですか?」
佐野 「いやなーんも」
ヨコオ 「一応(ゲームの構成)かんがえてみたんですけど」
佐野 「おっイイネイイネ~これでドーンとやっちゃおうよ!ドーンと!」
ヨコオ 「でも、思いつきだからあんまりアテにしないでください」
佐野 「何言ってるんだよ!アテにしてるよ~ヨコオく~ん」
てな具合で超プロデューサーっぽい!とか思うわけで。
・ゲームに対する具体案をビックリする位に何も考えてない。
・でも製品全体に対するイメージだけは強固にもっている。
・必要な人材を集めたり、座組みを考えるのは得意。
・場の雰囲気を盛り上げる。人に嫌われない。愛されキャラ。
・でも言ってる事の9割方は流れで喋ってるだけで意味が無い。
このあたりがそう思わせるのかなあ。
DS-10 がヒットしたのもきっと理由があるんだろうけれど、佐野さんの顔を見ていると「そんなん偶然だろ!」と言いたくなる。不思議。