味覚音痴のアメリカ人の食べる
あの忌まわしいハンバーガーを!!
美味しんぼ/花咲アキラ・雁屋哲
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仕事で非効率だと思うことベスト20--gooランキング調べ
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20373019,00.htm
昔々、小学生の頃にあらゆる非効率なモノに対して憎悪していました。
たとえば、信号機。
人気の交差点。赤信号。止まる車。青信号。発進する車。
「そんな無駄な停止をさせないような交通システムが整備されるべきだ!」
とか。
たとえば、エンジン。
燃やしたガソリンの熱がボンネットを熱くする様を見て、
「さっさと熱変換効率100%のエンジンが作られるべきだ!」
とか。
「効率を最大化させる事が正義」という信念はありとあらゆる場所に適用されていたので、ツナ缶半分食べた後に卵を入れてそのままガスコンロにかけるという技で「フライパンを洗う行程が無くなったよ!」とちょっと素敵な奥様風な小技に陶酔してみたり。さすがにトイレの上から出てくる水で歯を磨いた時は親に怒られて止めましたが。
それからしばらくして、人間の複雑さを知るにつれ
「人間には隙間とかゆらぎが必要なのか?というか人間自体がそもそも非効率の諸悪の根源なのか?」
といった人類抹殺をもくろむコンピューターみたいな発想になったり。
その後は
「非効率な事にも意味があるのでは?」
「非効率にも質の善し悪しがあるのでは?」
「むしろ、評価の軸を変える事で非効率という定義そのものが怪しいのでは?」
とかを変遷し、めぐりめぐって今では
「やー、ちょっと忙しいからその件については放っておこう」
という大人な結論に至った次第。
こういう凡夫によって宇宙のエントロピーは増大していくんだな。
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美味しんぼ作者「何も案が浮かばない…」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1127630.html
終わって正解。
テーマの清冽さに反比例してつまらなくなっていましたから。
にしても、スレの中に出ているアイデアが秀逸過ぎる。
・栗子脱がせる。
・雄山がファストフード業界で暴れまわる話。
・料理トーナメント。
・ヤング海原雄山。
・原作・武論尊で続ける。
・現実世界の食品業界の不祥事をネタにする。
どれも読みたすギル!
これであと100巻はイケる気がします。