これを知るをこれを知るとなし、
これを知らざるを知らずとなせ。
これ知るなり。
/ 孔子
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中国の事を書いては消して書いては消して……
と繰り返しました。餃子の時も、チベット暴動の時も。
いろんな考えの人がいるだろうし、そこにわざわざつっこんで行くのもなんだかなあ。
とか考えていたんですが、日記なんてもともと思った事をゴミみたいに垂れ流す場所なんだからやっぱり書く。書くぞ!書くんだ!的な気持ちになってなんとか書いてみた。
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ぼんやり見ていた、エクストリーム聖火リレー。
TV局的には「何か起これよ!」的な演出でしたが、たいしたこと無かったですな。
ゴール付近になるにつれ、テレビ局が中継をどんどんしなくなったのはちょっと不気味で良かった。
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そういえば、フランスの聖火リレーはヤラせ襲撃がありました。
五輪トーチ中国人ランナーを攻撃したチベット人らしき男性、偽装か
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d32396.html
聖火ランナーを襲ったのは中国のTV局に金を貰った学生……という話。
すげえな中国、と思いましたが日本だって「あるある偽装」があった訳だし、人の事は言えない。
あと、この記事が載っている「大紀元」という新聞のルートは(中国で弾圧されている宗教集団の)法輪功なので話半分というか目を細めて見る必要があるのかもしれないですけど。
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日本の聖火リレーでは、盛り上げようとしてデカイ中国の旗を大勢の中国人が掲げていました。
あれは、日本では逆効果ですな。怖い。
チベットの人に襲撃させて「チベットの人って暴力的だね~」って思わせた方が得策だった気が。
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今回、オリンピックを利用したチベット派のプロパガンダは大成功ですな。
でもここから先はどうする気なんだろう。
台湾や香港みたいに、微妙に距離を取りながら中国の経済が衰えるのを待つのかなあ。
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にしても、少数民族への弾圧に抗議するのなら、チェチェンやダルフール問題にも声を上げるべきなんじゃないだろうか。そうでないと、単に「中国が嫌いだから目に付くところに文句を言っている」に過ぎないように見える
……と思っていたけど、チベットだけでも有名になるのは良い事かもしれない。もしかしたら、これを機に民族紛争ウォッチブームが起きてくれれば、NHKでやってる「世界のドキュメンタリー」以外でもニュースが見られるのに。
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何についても言える事だけど、
・自分の得ている情報は不完全かもしれない。
・自分の判断は間違っているかもしれない。
そういう風に思う事だけは忘れないようにしたいと思イマシタ。