ゲーム会社就職事情/ゲーム企画書 | ヨコオタロウの日記
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真理の道を歩む者が犯す過ちには2つある。
最後まで行き着かないこと、そして、歩き始めないこと、だ。

/ 仏陀



やる夫がゲームプランナーを目指すようです その1
http://sinsoku.livedoor.biz/archives/51101739.html

やる夫がゲームプランナーを目指すようです(大学編)  
http://vipvipblogblog.blog119.fc2.com/blog-entry-143.html


学生時代に「何十社も落ちた」的な就活武勇伝を聞く度に「どうしてそんなに落ちるっていうか、そもそもそんなに数多く就職活動する意味はあるのか?」と思ってました。
特に文系の学生さんに多く聞かれた現象だった気がします。

で、最近プランナーの面接をやっていて(やっているんです)ようやく判った事。

デザイナーやプログラマ系の専門職と比べて、プランナーは就職時に専門技能や資格をを必要とされない事が多いですよね。結果としてどうなるか?というと、強烈に倍率が高くなるわけで。

デザイナー志望の学生さんは、概ねデザイナーにしかならない。
同じくプログラマ志望の学生さんも、多くはプログラマ(≒SE)になると。

ところがプランナー志望の学生さんの多くは、営業や広報なんかの仕事も志向出来ちゃう訳です。たとえば食品会社の宣伝部とか。映画配給会社の買い付け担当とか。
逆もまたしかりで、「映画の配給会社に入りたいけど、ゲーム会社好きだからゲーム会社も受けておく」って人も居ると思います。というか今ウチのチームに居ますが。

プランナーに限らず、非技能系のプレイヤーと職種が世の中に氾濫していてマルチに就職活動しているという状況が、文系学生さんの就職活動を過酷なモノにしてるんだなー、と思いました。

がんばれ、文系学生。



ところで上のスレにもあったんですが、「実際のゲーム企画書のサンプルが無い!」ってあったのでちょっと探してみたんですけど、本当に無いですな。

試しに書いて、どっかに上げてみようかな。
就活用の需要なんてあるんですかね?


追記

http://www.bukkoro.com/taro/planning.html
こちらにまとめ。