私は、足で歩き回る人間です。
それ以上の何者でもあ りません。
/ アルチュール・ランボー
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前回までの日記。
厳格な宗教山に忍び込んだものの、山中で脱糞するヨコオ。
果たして最深部にある修道院にたどり着けるのか!?
「!」なのか「?」なのかハッキリしろ。
いや、たどり着きました。
まあなんとか目的地の修道院に着いた訳です。
結構デカイ建物です。迎えてくれるオッサンいや修道僧もデカイ。てか、修道僧の人はみんなすごいヒゲです。大変古い例で恐縮ですが、ZZトップみたい。ダブルゼータじゃないですよ?
で入り口のチェックで「汝はクリスチャンか?」とか聞かれるんで「いいえ」と答えるとなんか微妙な顔をされたような気がするけれど、見なかった事にしよう。てか他に東洋人居ないなー。
修道院に泊めてもらえるんですが、タダです。素晴らしい。
夕食はワインとパン。例の人の血と肉です。
他にはオリーブなど。全部自家製で素朴な味わい。味わい以前に、タダなのがうれしい。
肉っぽいものが無いので、オリーブをモシャモシャ食う。食べ慣れてないけど、意外と旨いな。
腹もふくれたところで就寝。風呂なんて洒落たモノは当然ない。
それはともかく3人の相部屋だったんですが、そのうち一人の白人のおっさんのイビキがすげーよ!なんか爆発してるみたいだ。てか寝れねー!
翌朝。
ZZトップに呼ばれ、寝不足の目をこすりながら聖堂に入る。
中には修道僧の人が何人か居て、読経(?)らしき事をしている。
装飾がいきすぎて意匠が自然に戻っていくかのような聖堂。
修道僧のお経(?)は何言ってるか判らないけれど、ホーミーのような複雑な音程でウニャウニャと続くので頭がクラクラする。宗教の声っていうのはどれも似てるなー。
その後も別の修道院に泊まったりして、宗教山アトスを堪能完了。
メテオラもいつか行きたいなー。
※アトスはかの有名な岩の上の修道院「メテオラ」と深い関係にあります。
詳しくは以下参照。
メテオラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/メテオラ
ギリシャ旅行記。
あとちょっとだけ、つづく。