一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人がかりでも持ち上がらない。
/ ゲーテ
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高すぎたハードル…世界陸上ボロボロ舞台裏
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_09/s2007090314.html
日本が目指す「Google対抗エンジン」は成功するか?
http://wiredvision.jp/news/200709/2007090719.html
時間外8千万円超に非難 断水の北見市、自主返納も
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070913/jkn070913034.htm
「お役所仕事」が何をもたらすか、というダメな例イロイロ(一つは予定)。
ちゃんと全体をみろよとか目的意識を持てよ、と言うのは簡単ですが、じゃあどうすれば?という事を考えてみる。まとまるかどうかは知らない。
まずはそれぞれの「問題を解決可能な人」の気持ちを想像してみよう。
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世界陸上。
外国の選手を床に寝かせようが、ボランティアの取り回しがマズかろうが、大阪市職員の給料は変わらない。積極的に前に出れば、イザというとき(今がまさにそう)にたたかれる。がんばっても良い事なんか何もない。
国産 Google もどき。
プログラムを書いている人は、それが Google を超えなくても何にも困らない。
無茶言うなよー、くらいは思ってるだろうけれど。
断水の市の職員。
そりゃあ困るだろうが、言われた事はやってたし。
別に違法な事はやってないだろ?俺。
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こんな感じかと。
なんでこんな事になっているかというと、それぞれの人の報酬が、「成果」ではなく「労働」に対して支払われているから。
上司に言われた通り、
遅刻せずに、
一日エクセルいじって、
書類をプリントアウトして、
上司に持って行く。
そうすれば市民の不満がたまろうが、お金がもらえますから。
「上司」を「クライアント」に置き換えると、フリーでやっている人もだいたい同じ。
世の中の多くの人の収入は「労働」によって支えられているのです。
じゃあ「成果」ってなんだよ?
という件に関しては、まとまらないので明日に続く。
こんなどうでもいい日記なのに、続く。