やってて良かった~!オステオパシー | オステオパシーで思うこと

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オステオパシー療法の日々の雑感

今朝、昨日施術した患者さんの奥様から急な電話があった。

 

一瞬 「え、なんかミスしたかな?」 といつもの気弱な(笑)反応してしまいました。

すると 「先生のおかげで一命をとりとめました」 とお礼の電話でホッとした。

 

・・・・・昨日の出来事にさかのぼる・・・・・

 

患者さん「先生!ぎっくり腰なってしまった。早くみてください。」

どんな体勢になっても背中が痛い様子でした。

 

「はーい」 いつもの調子で脊柱のOMT検査をした。

 

「あれ?あまり悪くないなぁ」

 

「ちょっと仰向けでねてくださぁーい」

 

「うわ、横隔膜パンパン!筋性防御バリバリ」

 

強引に触診していきました。

 

 

「ブルンベルグ徴候はないよなぁ」

 

て事は急性の炎症反応はない

 

そのままドンドン触診していきます

 

「胃の後ろで、何?これ?」

 

へーんな感覚がありました

 

「内臓の持病ありますか?」

 

とおたずねしても

 

患者さん「いえ、ないです」

 

「おそらくぎっくり腰のような脊柱関係の痛みではないです」

 

患者さん「え?背骨のところが痛むのですが・・・」

 

「そ・れ・で・も おそらく急性の炎症性の疾患ではないのですが、大きめの病院へ行ってください」

「内臓疾患の可能性があります、救急車 使ってもいいと思います」

 

と、お伝えし帰っていただきました。

 

・・・・・現在にもどる・・・・・

 

この患者さん すぐに病院へ行かれたようで精密検査したところ

大動脈解離という ちょっと命を失う可能性のある状態だったそうです。

 

病院の先生にも「なぜわかったん?ほっておくとヤバイ病気ですよ。」

と言われたそうです。

 

 

 

 

オステオパシーって ・・・・・ わかるんです(笑)

 

勉強しててよかった~