ミニマムリッチコンサルタントの横田真由子です。

 

そろそろ桜の開花のニュースも気になる季節となりました。

春は一番、心浮き立つ季節ですね!

 

ウィンドーショッピングでは、淡いパステルカラーの新作が飾られているのを見るだけでも、

心はパッと明るくなりますし、

桜をモチーフにしたスイーツにも、前のめりになって心躍ります^^

 

そんな小さな幸せを感じて過ごす日常は、

「生活」ではなく「暮らし」として彩られていくのではないでしょうか。

 

春の訪れとともに、新刊の見本が届きました!

やさしくて愛らしい本となりました♡

 

 

 

店頭では、4月2日発売です!

書店で見かけられましたら、ぜひともお手に取ってみてくださいませ♡

Amazonでは予約が始まりました^^

 

 

 

 

「まえがき」を公開します^^

 

はじめに 

ハイブランドの販売員をしている頃、商品をお届けに、お客様の邸宅に伺うことがありました。

外国映画に出てくるような大きな庭のある家。吹き抜けの高い天井にらせん階段、長い廊下に大きな衣装部屋。

大きな家こそ豊かさの象徴のように感じ、大きな憧れを抱いていました。

 

若かった私は、多くのモノを求め、多くのモノを手に入れることに、お金とエネルギーを注ぎ込んできました。

「こんなものを手に入れた」ということに高揚感も達成感があったのです。

けれど、年を重ね、モノがあふれている時代を長年見てきた今、モノに支配されない、

小さな暮らしに意識が向くようになりました。

「モノが多いと丁寧な暮らしから遠くなっていく」と感じたからです。

 

日々の暮らしを丁寧に行うことができると、自分のことが好きになれる気がします。

「丁寧な暮らし」というと片付けや掃除の習慣、毎朝コーヒーを豆から挽いたり、

週末にはパンを焼いてと、そんなイメージばかりを思い浮かべてしまいますが、

丁寧に暮らしている人は、日々の小さなことに感謝をし、身の丈に合ったものを控えめに選んでいます。

「私はこれだけで充分に幸せ」という芯のある潔さを感じると同時に柔らかさに満ちています。

 

日々、暮らしていくだけで、部屋にも心にも、ホコリや汚れも蓄積していきますが、

目の届く小さな範囲なら、いつも整えることができます。整う暮らしに美意識は宿ります。

 

年を重ねてから最も大事なことは、見た目も暮らしぶりも「疲れていないこと」だと思っています。

ヨレヨレ、ボロボロではなく、パリッっと洗濯したてのような「清潔感」をキープすること。

それには、モノにも心にも、そして見た目にも丁寧に手をかける必要があります。

誰もが、好きなモノ、好きなコト、好きな自分には、時間も手もかけて慈しみ、大事にすることができます。

 

小さい暮らしは省エネで清々しく、自分だけでなく、誰かを思いやる余白があります。

この余白がある人は、「ありがとう」で溢れています。

人生に余白をつくるためにも、今、私たちが憧れる素敵な暮らしは、「小さな暮らし」。

小さな暮らしに仕立て直して、人生も仕立て直しませんか。今の自分と未来の自分を好きになるために。

 

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この春、小さな暮らしに仕立て直して、ありのままの自分を好きになりませんか?

 

どうぞ素敵な春の週末をお過ごしくださいませ♡