生徒から嬉しい手紙をもらった。
以下は抜粋です。
「先生はいつもですけど本気で教えていただいていたんですけど、最後の授業ということもあり、いつも以上に先生の本気が伝わってきたのです。なのに私のプレゼンは最悪でした。先生は本気で接してくれたのに私は本気で取り組んでいなかったのです。それがどうしても私の中に先生に申し訳ない気持ちと悔やむ気持ちでいっぱいになりました。自己満足かもしれないのですけど、もう一度作ってみました。」

こんな嬉しい手紙を受け取り、私は本当に胸がいっぱいになった。
彼女の作品は、ひとつひとつの課題や物事や出来事に対して、常に真正面から真面目に取り組もうとする気持ちや葛藤が現れていた。
たぶん、今回の「カラープランニング」という課題に対しても正面からぶつかっいきたいけど、どうしたらいいのかわからなくて、もどかしくて、騙せない自分をかかえているような状況だったのではないかと作品の色を見ながら想像した。
彼女のプレゼンのテーマにもなっている「負けないで、逆らって」という歌詞は、彼女自身の葛藤のような、素直で純粋な気持ちを感じた。
きっとぶつかりながらも、負けないで、流されないで、納得しながら進んでいってほしい。それがいつか大きな力になるから。。。

私はやはり「先生」を辞められない・・・そう感じた手紙でした。

追記
もうひとりの生徒は、「先生、大好き」と書いてくれた。この歳になると、人からこんな風にストレートに「大好き」と言われることはない。ありがとう!嬉しかった!!