「幸せになる方法 １７」
全開の引き続きの承認する方法を、ご紹介いたしたます。
その前に、前回の悪いパターンを見て見たいと思います。
「私、会社辞めたいんです」
「おい、どうしたんだ？」
「もう何がなんだか分からなくなってしまって」
「いや、辞めないほうがいい」
「…」
「せっかくやり手の上司の下につけたんだから」
「もう、辛くて上司が怖くて、会社に行くのも怖いんです」
「あの上司についてたら間違いないよ」
「もう社会人なのに、私って変ですか？」
「社会人なんだから、そのくらい我慢しなさい！」
「…」
「悪いことは言わない、俺の言う通りにしろ！」
とまあ。
承認、共感がないと、ふつうはこういう最悪な結果になってしまいますね。
それでは、正しい承認の方法とは。
「私、会社辞めたいんです」
「どうしたの？」
「もう何がなんだか分からなくなってしまって」
「そうかあ、分からなくなってしまったのか」
「はい…」
「くわしく聞かせてよ」
「もう、辛くて上司が怖くて、会社に行くのも怖いんです」
「そうかあ、上司が怖いんだあ」
「もう社会人なのに、私って変ですか？」
「変じゃないよ」
「…」
「どうしたらいいのか、一緒に考えてみませんか？」
「はい」
と、まあこうなるんです。
さらに、聞いてもらった感はあるし、承認や共感されてと思えるのです。
「どうしたらいいの？」
と聞かれますが、アドバイスが欲しいのではなく。
"自分を承認してほしいのです"。
ですから、
「誰かを承認してあげましょう。」
良い連鎖はあなたから始まるのです。
そして、他人を承認しても、自分は承認にしばられない。
これこそが、あなたを幸せにする秘訣なのである。
さあ、この話しから何を学べましたか。
それでは、あなたも回りの人たちを承認してみては、いかがでしょうか。