映画『HERO』を観た感想 | 休日に訪れたい横須賀周辺の名所・食事処

休日に訪れたい横須賀周辺の名所・食事処

横須賀在住の横須賀ロランが訪れた横須賀周辺の名所・食事処について、徒然なるままに書いています。

8月の終わりには、公開から1か月以上遅れで映画『HERO』を観に行ってきた。
でも、その日はレイトショーで観ることにしたため、少し時間に余裕があったので、このブログを以前から御覧になられている方にとっては、お馴染みの・・・・・・

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この場所で(笑)夜バラを、少しばかり見て回ってから劇場へ向かうことにし・・・・・
(今回は一眼レフ(K-3)ではなく、ネオ一眼(COOLPIX P600)での撮影です)

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う~ん、やっぱり・・・・・・

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夜のバラ撮影は難しいなあと・・・・・・

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思ったりもしつつ、街灯の光がともる港の風景を眺め・・・・・・

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8月の終わりなのに、もうこんなにも咲いているんだ~♪と・・・・・・

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その姿に感激したりもしながら・・・・・・

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映画館のあるショッピングモールのほうを振り向いて・・・・・・

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バラの花を・・・・・・

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眺めたりしつつ・・・・・・

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夜でも、やっぱり綺麗だなあと・・・・・・

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その姿に感激したりもし・・・・・・

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また、園内の別のほうへ向かっては・・・・・・

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そこに咲く・・・・・・

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赤バラの・・・・・・

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花々も・・・・・・

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本当に・・・・・・

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綺麗だなあと・・・・・・

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感激しつつ、その向こうに・・・・・・

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米軍基地の施設と・・・・・・

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バラの花が咲く風景を眺めたりし・・・・・・

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やっぱり、芝生と・・・・・・

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赤バラって、絵になるよなあと思ったりしながらも・・・・・・

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海のほうへ歩いていき・・・・・・

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鮮明に写せなくて、本当に申し訳ないけど・・・・・・

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夜の海とバラって、本当に魅力的だなあと思いつつ・・・・・・

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夜のバラ園をあとにして・・・・・・

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後ろ髪を引かれつつ、映画館の劇場へ向かったんだよね♪((O(〃⌒▼⌒〃)O))♪


で、劇場に入って間もなくして・・・・・・

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(映画『HERO』公式サイトより)

映画『HERO』が始まったんだけど、その内容は・・・・・・

(映画『HERO』 予告編)

このような予告編から推測されるストーリー展開そのままで、特に大きなドンデン返しだとかもなく、過去のテレビドラマシリーズ、過去の劇場版を御覧になられている方の期待を裏切ることも無い、ごくごく無難な作りになっていると思います(^-^)
(その詳細は、映画『HERO』公式サイトhttp://www.hero-movie.com/を参照のこと)


なお、過去のこの『HERO』シリーズを御覧になられていない方のために、この作品の意義的なものを簡単に付け加えておくと、従来の法律や事件モノって、その多くは弁護士が主人公として描かれることが多かったため、民事事件では検事の出番は無く、刑事事件では主人公が弁護士である以上、その法廷での対立当事者である検事は悪役として描かれることが多く、刑事事件の捜査にしても従来は警察官を主人公に描かれることが多かったため、検事の仕事自体がクローズアップされることは少なく、その意味でこの『HERO』という作品が検事という職業にスポットを当てたという点においては、知人の検事の弁を借りれば、「検事という職業を有名にしてくれたのは、ありがたいことだよね」といった意義があるのではないかな・・・・・・と。
ただ、木村拓哉扮する久利生公平という検事像については、その話の中でも異端の検事として扱われているように、実際の検事からしても「俺はあんなことできねえ~」
と、そのファッションスタイルや捜査スタイルにしても、あくまでもテレビや映画の中の世界での話なのかもしれないと前置きをしつつ、観たほうが良いかもしれません。
いずれにしても、一言でいえば、検事を主人公にして展開されるお話なんだよね♪
ちなみに、今回の映画『HERO』の内容はというと、まあ、あまりネタバレしないように書かせていただければ、1つの交通事故にまつわる刑事事件が、大使館を含む国際的な問題と絡んでいき、そこで検事達がどう奮闘して、その難問題に挑んでいき、事件の真相を暴いて解決に導いていくかと、そういった展開になっています。


ただね・・・・・この際だからハッキリ言わせていただくと、この作品を映画で作る意味は本当にあったのか?というのが、僕の最大の疑問なんだよね( ̄▽ ̄;)アハハ
キャスト自体も、テレビシリーズから大きく変わったようなことも無かったし、特殊効果なんてのも、例えばペタンクというスポーツのシーンなどで用いられてはいたように思うけど、あんなことをわざわざやる必要が本当にあったのか?と(^^;)
つまり、テレビのスペシャル版でも十分対応できたであろう内容を、わざわざ映画で撮って公開するメリットって、一般視聴者にとっては全く無かったように思うし、わざわざ1000円以上のお金を払わされて、劇場まで足を運ばされて、それでテレビのスペシャル版でも十分観られるような内容を観せられた日には、さすがに「いい加減にしろ」と言いたくもなったし、こういう作品を映画化して得するのって、テレビ局と映画製作会社くらいにしかないわけだし、そういうことを考えると、バ○の1つ覚えみたいにヒットしたテレビドラマを映画化して、視聴者がわざわざ金を払って映画館まで足を運ばなくてはならないという流れは、そろそろ終わりにしたほうが良いと思った。
無論、何でもかんでもそういう流れが悪いというわけではなくて、例えば、地方テレビ局の深夜枠の人気作品の映画化・・・・・・テレビ東京の深夜枠で放映されていた『モテキ』などは、予算的にもキャスト的にも内容的にも、深夜枠では実現できなかったような内容を映画版で再現していたわけだから、それはそれで十分に意味があったように思うし、例えば、地方ローカル局の人気作品の映画化・・・・・・『猫侍』なども、予算的にも内容的にも、地方ローカル局の製作枠内では厳しかった内容を映画化によって実現できる面はあると思うし、より多くの方に観てもらえるようになるという意味でも、映画化をする意味はあるように思うんだよね\(o⌒∇⌒o)/
一方、民放キー局の人気ドラマの映画化に関しては、もはや映画化をするメリットはテレビ局と映画製作会社くらいにしかなく、一般視聴者にとってはデメリットしかないのに、そういう流れに歯止めがかからないというのはおかしいと思うので、そのあたりはさすがに、一般視聴者が賢くなるしかないんじゃないかなって思うんだよね。
今の10代や20代の若い世代の方にとっては、こうした流れが当たり前のように思われるかもしれないけど、以前は人気ドラマの映画化って、今のように当たり前のことではなく、タダでお茶の間で観られることのほうが当たり前だったんだよね。
例えば、フジテレビの『北の国から』シリーズ・・・・・・その最後のほうは内容もどんどん暗くなって、倉本聰イズムもどんどん強くなって、「もういいよ」って感じになってしまった視聴者も増えていってしまったかもしれないけど、80年代後半から90年代にかけての数年おきに放映されたスペシャル版は、その放映を楽しみにされていた方も多かったように思うし、そのスペシャル版が世の中に与えたインパクトというのも非常に大きく、純くんが小屋の中で聴いていた尾崎豊のⅠ LOVE YOUだとか、思春期の葛藤と挫折、恋愛などを経て、文さんの「誠意って、何だね?」とか、挙げ出したらキリが無いんだけど、ああいった作品でさえもスペシャル放映だったんだよね♪
だからこそ、視聴率もハンパなかったと思うし、製作陣の作品への思い入れもひとしおだったと思うし、スポンサーの企業にしたって、そういった作品に提供したほうが、企業イメージも上がるってもんでしょ・・・・・だから、民放キー局のテレビドラマで人気が出る → 映画化といった流れが、一般視聴者にとっては何のメリットも無く、テレビ局や映画製作会社に投資してるだけだってことを気付くべきだと思うんだよね。
なので、僕は今後、長女:綾瀬はるか、次女:木村文乃、三女:新垣結衣、四女:桐谷美玲、五女:波瑠、六女:能年玲奈、七女:広瀬すずといった神キャストのドラマでも放映されない限り、民放キー局のドラマの映画化作品を観に行くことはまず無いと思いますし、こうした場で紹介させていただくことも無いかと思います。
(神キャストだったら観に行くのかよ!といったツッコミは・・・・・・(; ̄ー ̄A アセアセ)


・・・・・・と、映画の本筋とは全く関係無いことに憤りを感じてしまったため、その内容についての感想を期待されていた方には、本当に申し訳なく思いますが、僕的には、この映画『HERO』の大まかなストーリー展開自体にはそんなに不満は無く、以前のテレビドラマや劇場版の『HERO』を御覧になられている方にとっても、その内容なすんなりと入ってきて、腑に落ちない内容ではないのではないかと思われます。
ただ、やっぱり気になってしまったのは、主人公の検事である久利生公平を演じた木村拓哉の演技で、彼自身、演技に関する自己評価をどのように持っているかは分からないけど、彼の演技って、喜怒哀楽の“怒”が目立つと、それが鼻につくと思われている方も意外といらっしゃるんじゃないかって思うんだよね( ̄▽ ̄;)アハハ…
それが彼の人気絶頂期の作品(例えば、ラブ・ジェネレーションだとかビューティフル・ライフだとか)の中で披露されたのであれば、人気が伴っているから仕方がないかと納得せざるを得ない面もあったりするのかもしれないけど、この『HERO』シリーズに関しては、検事というその職業柄、彼の“怒”の部分が、他の作品に比べて比較的抑えられていたからこそ人気を博した面があるように、僕は思うんだよね。
にもかかわらず、今回のこの映画『HERO』の中では、またもや彼の“怒”の部分が少し出てきてしまったように思えて、周りのスタッフの方などは、その“怒”の演技が持ち味だと持ち上げてくれるかもしれないけど、一般視聴者の中には、その“怒”の演技こそ鼻につくと思われている方も意外といらっしゃるのではないかと思われるので、まさにそれは諸刃の剣ということで、ここぞという場面以外では発揮しないほうが、僕的には良かったんじゃないかなと思われたりもしたo(*^▽^*)oあはっ♪
その他のキャストの方々は、この『HERO』シリーズ自体がキャラ設定がしっかりしていることもあって、それぞれのキャストの設定に合った良い演技をされていたのではないかとは思うんだけど、強いて言えば、外務省の部分・・・・・・厚みが足りないというか、佐藤浩市だけにあんな演技させるのは、ちょっと酷でしょ(^^;)


まあ、そんな感じで、この映画『HERO』は、従来のテレビドラマや劇場版などを御覧になられていた方にとっては、その期待を裏切らないような作品になっていると思われるので、今すぐ劇場へ!・・・・・・な~んて言うつもりは毛頭なく、そのうちブルーレイ&DVDのレンタルやセールスなどの売り上げを上げるために、地上波で放映する日もやってくるでしょうから、それまで待たれても良いんじゃないかなって思います♪
(今回の記事は長くなってしまったので、今日はこの記事だけで終わります(^-^))