韓半島には東海岸沿いに、釜山から北朝鮮まで続く東海線という鉄道がありました。

現在は北朝鮮まで運行されていませんが、2007年に北朝鮮側から江原道の猪津駅まで車両の乗り入れが実施されたこともあります。



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しかし、韓国の江原道内では、東海北部線の江陵(カンヌン)から猪津まで廃線状態なので、いつか北朝鮮と繋がっても、釜山から北朝鮮へと行くことができません。


そこで4月27日、板門店(パンムンジョン)宣言から2周年を機に、東海北部線の江陵から猪津区間が53年ぶりに復元されることとなり、記念式典が開催されました。




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南江陵駅から猪津駅まで計110.9キロを繋ぐ単線鉄道で、総事業費は約2兆8520億ウォンとなります。



韓国政府は、東海北部線が完全に連結されれば南北経済協力の基盤と、環東海経済圏が構築され、国家の物流競争力を強化するきっかけはもちろん、地域経済の活性化を通じるものと期待しています。




(北朝鮮と繋がる猪津駅)

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(現在は廃線のべボントンネル)

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