【韓国 江原道】江原道の美術館旅行を楽しむ
江原道(カンウォンド)には芸術と自然が絶妙に調和した美術館が多いことをご存知ですか?周辺に江原道の自然が成す絶景の休息地での余裕、そして芸術と共存する特別な文化空間であり、既存の美術館とは一味違う、地域の文化を伝える役割を担う江原道の美術館をご紹介します。
写真:ハスラーアートワールド
写真提供:江原道公式ブログ
江陵(カンヌン)を旅行するなら、必ず立ち寄りたい個性ある場所として選ばれる美術館です。 芸術品展示館、ホテルとレストラン、海に面したカフェがひとつになった総合芸術空間で、約3万 3千坪りの彫刻公園、ヨーロッパ各国で収集したピノキオとマリオネットが展示された美術館などがあり、デートや家族旅行スポットとして人気です。
写真:ハスラーアートワールド
コーヒー体験&ミュージアムホテルロビー
写真提供:江原道公式ブログ
また芸術を中心にした特別な宿泊とコーヒー体験、テーマショップまで様々な文化芸術を、目の前に広がる海を眺めながら楽しむことができるのも人気の理由です。
ハスラーアートワールド は年中無休、午前8時30分から午後6時30分までオープンしています。 料金は公園入場料6,000ウォン、美術館入場料7,000ウォン、公園+美術館総合利用券10,000ウォンです。
<ハスラーアートワールド>
住所:江原道江陵市江東面栗谷路1441
お問い合わせ先:+82 33 644 9411
ホームページ:www.haslla.kr
静かな現代美術を楽しむことができる、内雪岳(ネソラク)百貢(ペッコン)美術館
写真:百貢美術館
写真提供:江原道公式ブログ
麟蹄(インジェ)郡のファンテ村にある百貢(ペッコン)美術館は自然豊かな雪岳山と清清しい内麟(ネリン)川の自然と共に楽しめる場所にあります。 韓国近代抽象美術の代表作から韓国画、北朝鮮の画家、各種彫刻作品まで多様なジャンルの作品を所蔵。 常設展示のほか多様な企画展も随時開催しています。
また、ファンテが最も多く生産される地域なので、本物の江原道ファンテ料理を味わえます。芸術とグルメを楽しめる一石二鳥の場所ですね。
入場は無料で、観覧時間は午前9時~12時、午後1時~5時まで、休館日は毎週月曜日です。
<百貢美術館>
住所:江原道麟蹄郡北面ファンテキル245
お問い合わせ先:+82 33 461 2780
ホームページ:www.insemuseum.org
美術とともに楽しむ、雪岳トリック美術館
写真:雪岳トリック美術館
写真提供:江原道公式ブログ
17世紀のオランダ静物画で多く見られるトリックアートをご存知ですか? 少し難しい面もある著名な芸術にトリックというウィットに富んだしかけを加え、誰でも心ゆくまま作品を楽しむことができるジャンルです。 雪岳トリック美術館はシュルレアリスムの画家が好んで使う‘トリック アート’の作品が主に展示されています
世界の名画をパロディにした作品を集めた名画館、色々な動物と恐竜を集めた動物館、海中の世界に入ったかのような海洋館、グランドキャニオンとアンコール・ワットを背景に楽しい写真を撮ることができるテーマ館で構成されています。 年中無休で、午前10時から午後8時まで開館。 料金は大人1人9,000ウォンです。
<トリック美術館>
住所:江原道高城郡土城面高城大路47-24
電話番号:+82 33 632 1311
ホームページ:www.stmuseum.kr
安藤忠雄の建築と芸術の出会い、“Space Art Nature”ミュージアムSAN
写真:ミュージアムSAN
写真提供:江原道公式ブログ
ミュージアムSANは山の中に隠れたSpace Art Natureで、ミニマル建築の大家“安藤忠雄”の設計で工事を始め、光と空間の芸術とジェームズ・タレルの作品で仕上げ2013年5月に開館したギャラリーです。 また、韓国が産んだ世界的なビデオ アーティスト ペク・ナムジュンの作品を所蔵していることでも有名です。
安藤忠雄の建築世界と歩みを観覧できる‘安藤忠雄コーナー’や20世紀の韓国絵画と版画、ドローイング作品を鑑賞できます。
写真:ミュージアムSAN
平和ワークショップ
写真提供:江原道公式ブログ
特にミュージアムSANは特別な版画体験もできますし、ユニークな建物の構造と価値ある芸術を楽しめ、芸術的なヒーリング体験ができる洗練された空間です。 開館は午前10時30分から午後6時、休館日は毎週月曜日(休日の場合、開館),観覧料はミュージアム券28,000ウォン、ギャラリー券15,000ウォンです。
<ミュージアムSAN>
住所:江原道原州市地正面オークバレー2キル260
お問い合わせ先:+82 33 730 9000
ホームページ:http://museumsan.org
韓国の伝統を鑑賞しよう、石峰(ソクボン)陶磁器美術館
写真:石峰(ソクボン)陶磁器美術館
写真提供:江原道公式ブログ
どこまでも透明な青草(チョンチョ)湖の水辺公園が建物と調和し、ひとつの美しい絵画のような美術館です。 韓国の美しい陶磁器を見ることができますが、新羅土器、高麗青磁象眼、朝鮮粉青沙器や白磁などの珍らしい作品とレプリカで展示されています。 韓国の民話、絶景、偉人を陶磁器のタイルに焼付けパズルのように合わせて一つの壁画として演出した作品もこの美術館の自慢です。
焼き物を作ることができる体験コーナーもありますし、青草湖周辺の散歩道も印象深いところです。
開館は午前9時で午後6時、休館日は毎週月曜日、観覧料は大人5,000ウォン。
<石峰陶磁器美術館>
住所:江原道束草市校洞668-57
お問い合わせ先:+82 33 638 7712
ホームページ:http://www.dogong.net/
芸術家の生き方と精神が生きる、揚口パク・スグン美術館
写真:パク・スグン美術館、パク・スグン銅像
写真提供:江原道公式ブログ
現代韓国美術界で独歩的な存在で、庶民の人生を素材に人間の善良さと真実を表現しようとした画家パク・スグンの生家に建てられた郡立美術館です. パク・スグンの芸術観と人生観を賛えると同時に、地域を代表する文化空間を作る目的で建設されました。素朴な美しさが表現された作品は韓国では20世紀最も現代的な作家として評価されています。
美術館では常時パク・スグンの様々な作品が展示されています。 特に、‘座っている二人の男’をはじめとする油絵3点、‘木と二人の恋人’、‘塔回り’等の版画、水彩画‘絵の具’、そして数十点のドローイング作品を鑑賞できます。
写真:揚口 頭陀淵(トゥタヨン)、詩&哲学
写真提供:江原道公式ブログ
パク・スグン美術館に行かれるなら近くの楊口(ヤング)を巡るコースとして「詩&哲学」という、文学と哲学の家とゆったりと森を楽しむことができる頭陀淵 (トゥタヨン)まで芸術旅行されるのはいかがでしょうか?
パク・スグン美術館開館は午前9時から午後6時、休館は毎週月曜日、入場料は1,000ウォンです。
<パク・スグン美術館>
住所:江原道楊口郡楊口邑パクスグン路265-15
電話番号:+82 33 480 2655