僕には高校の時に3年間汗を流した部活動の
軟式テニスを通して知り合った親友がいる。
僕は利府高校で彼は塩竈高校だった。
梨高(ナシコウ)、釜高(ガマコウ)と時にお互いを
罵り合いながらよく練習試合をしたっけな。
もう20年以上の付き合いになるねヤス。
ヤスは由宇人の募金活動の時、
救う会を立ち上げる時も来てくれたし、
仕事がめちゃくちゃ忙しい中でも募金箱を100個も
引き受けていろんなところに配ってくれた。
目標額を達成した時も、移植が成功して帰国した時も
「まず、よがったっちゃね。」と笑顔で祝福してくれた。
恩着せがましくない自然体な彼の優しがとてもありがたかった。
本当にありがとう。マジで感謝してる。
遡ること1年前に彼から電話があった。
「あっ、もしもし、ヨゴヤマ?突然で申し訳ないんだげっとも、
ちょっと折り入ってお願いがあんだっげっど・・・」
「なにっしゃ?」
「オレ今、塩竈第二小のPTAの会長をしててさ、
毎年各小中学校で持ち回りで幹事して小中の保護者対象の
皆さんを集めて勉強会をしてんだっけど、
来年うちら幹事なのさ。そんで横山の貴重な体験の
由宇人くんが元気になった経緯を皆に聞いてもらったらどうだろう?
って話ししたら役員さん達も乗り気になってさわ。
つーことで講演してもらえねーかなと思ってさぁ。」
「へぇ~。そうなんだぁ、いいよ、オレでよければ。」
「えっ!マジで!いいの?よがったぁ。んで進めさせてもらうから!」
そんな会話を1年前にしていたけれど来週本番なんだね。
ヤスには世話になったからな。恩返しにならないかもしれないけれど
自分のできることは精一杯伝えようと思う。
もし、ご自分の愛するお子さんが大変な病気にかかってしまったら。
明日子供に会えるかどうかもわからいない毎日になってしまったら。
普通に生活できることがいかに幸せかということ。
自分の感情に任せて子供を怒らないで欲しいこと。
子供たちは両親が仲良くしていることに一番安心すること。
命の大切さ。
命はつなげることができるということ。
感謝の気持ち。
震災から学んだこと。
今、僕たちが活動していること。
これから僕たちが活動していくこと。
そして、病気の発症から渡航移植に至るまでを
塩竈のみなさんにつつみ隠さずお話しいたします。
当日は塩竈市に通う小中学校の保護者の皆様を
対象に集客をしておりますが塩竈市民じゃなくても大丈夫なのかな?
詳しくは塩竈市立第二小学校の宍戸教頭先生まで。
もしかしたら当日サプライズがあるかもしれません。
どうぞお楽しみに。
本勉強会の告知は1/26から塩釜のケーブルテレビ・マリネットでも
かなりの頻度で1週間流れるようです。
ご興味のある方、よかったら2/2土曜日会場でお会いしましょう。
現在、気合で原稿を制作中です。
