言葉にせずとも伝わる意思 | 小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

4歳の時突然「特発性拡張型心筋症」になった息子と家族の記録です。

スコップ団、知らぬ間に大きな団体になってしまった。


ラストスコップまで回数もないせいか


最近では駆け込みスコップに来る人達も多く、


1日に100~150人の人数が集まっている。


全国に散らばる支持者も述べ人数で2,600人を超えたようだ。


支援いただくことも現場に来て手伝ってくれることも


非常にありがたく感謝の念にたえない。


これだけの規模になれば様々な面で弊害がおこり、


あちこちで不平不満がでることもあるだろう。


管理がなっていないとか、指示系統が不明確だとか、


態度が悪いとかいろいろある。



けれども了ちゃんをはじめとする元祖スコップ団の皆のスタンスは


何一つ変わってはいない。



困ったときはお互い様じゃんという巨大なおせっかいの精神。


御礼なんていわれたくありませんので失礼しますというシャイさ。


ぶっきらぼうだけど現場と家主さんと向き合う時の真摯な姿勢。


言動も態度も粗野にしているのは


悲しみに押し潰されないための防御策。


時折出る笑顔は心が折れないようにするための支え。



オレ達は4月から地獄の風景を目の当たりにし、


嘆きや悲しみから少しづつ学び、互いを励ましながら強くなってきた。


スコップ団の前身の人達は南三陸町や気仙沼へ


2.3万リットルのガソリンや食料等の物資の供給をした。


スコップ団が誕生してからすぐに


3tものドライアイスを陸前高田や東松島に届けた。


300軒以上のお宅の気が狂いそうなほどの量の


瓦礫やヘドロを除去し続けてきた。


子供達の喜ぶ顔が見たくてお菓子やケーキも配達し続けてきた。


この中には現在も進行中なこともあるし、


未来永劫続けていくこともある。


いつでもその中心に身体を張り、自腹を切った了ちゃんがいた。


過程を知らない奴らにとやかく言われる筋合いはない。


FUCK誹謗中傷!


すぺたのこぺたのかだるホデナスは


からっこびくわせっからいつでもこぉ!このっ!



スコップ団は会社組織じゃないから管理する気なんて


さらさらないのだよ。


それは了ちゃんが最初から言っていたこと。


だからいちいち指示出しを待って管理されたい人は来ない方がいい。


仲間や恋人探し感覚で来る人も場違いだ。


スコップ団に長く居る人の特徴として


真心がある人。


バカがつくほど優しい人。


根気強い人。


ガッツがある人。


ちょっとバカな人。


涙もろい人。


それなりにエロい人。


頭がいい人。


何気にセンスがいい人。


そんな人がレギュラーメンバーになっている。


一度や二度参加して、ブログの内容だけで勝手にわかった振りして


オレ達のリーダーや仲間達を侮辱することはマジでやめてくれ。


オレにはでっかい借りがあるんだよ。


彼らは由宇人を救う手伝いをしてくれた恩人達なんだよ。


純粋に見知らぬ子供の命を救う活動に協力してくれた


心ある人達を頼むから悪く言わないで欲しいんだ。


オレの信念は以前も綴ったとおり


最後まで了ちゃんをサポートすること。


そのことに揺るぎはない。


いつも傍にいるみんなだってそうだろう。


言葉にしなくても皆わかっている。


気にせず行こう。


笑った奴らをギャフンといわしてやろう。


必ず天国へ向けてぶっ放すんだ。


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