宮城県の毎年8月6、7、8日は七夕祭りが開催される。
今年はあんな規模の震災があって開催も微妙だと
思っていたけど実は5月には開催することが決まっていた。
今年の七夕は被災して亡くなられた方への鎮魂と
宮城県の復興宣言という想いが込められているのだと
個人的に思っている。
勾当台公園野外ステージで行われるさまざまなアーティスト達
のライブもレクイエムとなって天国に届くのだろう。
毎年レギュラー出演の兄貴にはKISSに撃たれて眠りたいを
かましてもらいたい。
カラオケのオレの十八番。いや、十六番くらいかしら。ワオ。
去年の七夕は言わずと知れて大学病院で花火の音だけを
病室から聞いていた。
病院へ向かう途中の大渋滞の中、
楽しそうに浴衣を着た家族連れやカップルたちを
視点を定めずにぼぉーっと車から眺めながら
「何をそんなに浮かれているのだろう・・・・」と羨んだり、
「来年の今日は絶対に由宇人と花火を見に行こう。」と気持ちを
奮い立たせたりと心が確実に不安定だった。
息子の病気が病気だったために
独りで考え込むと弱気の方が強気に勝ることの方が多かった。
ヒュルルルル~~~、ドドーーン、ドドーーン。パチパチパチ・・・・。
いくつもの花火の音を聞き流しながら
「元気になったら来年はみんなで花火を見に行こうね。」
「うん、ボク、かき氷が食べたい!」
「おう、メロンのやつな。買ってあげるよ。約束ね。」
そんな話しをしていたような気がする。
いつも由宇人の健気なしぐさや笑顔を見るたびに
弱気を退散させることができた。
去年の短冊には「息子の心臓移植手術が成功しますように」と書いた。
応援してくれたみなさんのおかげで見事に願いは叶った。
宮城のみなさん、七夕様、本当に感謝いたします。
今年の短冊には
「心臓の病と闘っているすべての子供たちの病気が快復しますように。」
「スコップ団の活動が年内でフィニッシュしてみんなでキャンプに
行けますように。」と2枚書こう。
七夕様、オレが今まで積んできた徳はこの願い事で
使い果たしてもいい。
どうか叶えてくださいませ。
今年の花火は移植1年目なのでちょっと大事をとってテレビで
観賞します。
レディースのちぃちゃん、せっかくお誘いいただいたのにメンゴね。
また来年、よろスコップっす。
明日は用事が流動的なので行ければ午後スコに行きます。
日曜日はフルスコするぜぇい。