ベガルタ仙台平瀬さんとの再会 | 小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

小児拡張型心筋症闘病記録「パパ!ぼく元気になったらジャスコに行きたい!」

4歳の時突然「特発性拡張型心筋症」になった息子と家族の記録です。

7月の初旬ことでした。


息子が去年、仙台市内の大学病院で補助人工心臓を装着して

いた時に激励のお見舞いに来てくれたJ1ベガルタ仙台の

平瀬選手(当時)が「元気になった由宇人くんに是非会いたい」と

河北新報の記者さんから利府町の役場経由で私のもとへ

連絡をいただきました。


そして・・・お互いのスケジュールの調整が取れた7月20日、

平瀬アンバサダーと由宇人は約1年ぶりの再会を果たしました。


再会の場所は私達家族が大変お世話になっている利府町役場。


「由宇人くん元気になったね、久しぶりだね。」

と平瀬さんの語りかけに照れてなかなか向き合おうとしなかった

由宇人でしたが、アメリカンハートの本領を徐々に発揮し、

15分もすると平瀬さんに慣れ、

抱っこはするわ、肩車をねだるわ、町長室でかくれんぼするわと

ベタベタでした。


平瀬さんは現在は選手を引退し、ベガルタ仙台のアンバサダーという

立場で被災地を回り子供たちへサッカー教室を開いたりして

笑顔を取り戻すボランティア活動を行っているそうです。


「由宇人くんがこんなに元気になって本当に良かった。

今度はスタジアムへ試合を見に来て欲しい。」とありがたい

お言葉をいただき、私達両親も感無量でした。


1年前に「今度会うときは元気な姿で会おう」

あの時の誓いの言葉が蘇りました。


プロスポーツ選手の言葉ほど情熱的で勇気を与える言葉はなく

実際に目標が達成された時、それはさらに信憑性と重みを増す。


あの時贈られた言葉はまさに今まで生きていたのだと感じました。


このご縁を大切にさせていただきます。


平瀬さん、河北の千葉さん、利府町役場の皆様、

ベガルタ仙台の貝田さん、お忙しいところ由宇人のために

お時間をつくっていただき、本当にありがとうございました。

また息子の成長過程の節目でお会いしましょう。


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  記者さんのキャメラジュンに興味深々


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平瀬さんのお子さんも由宇人と同い年だそうです。


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     慣れ慣れしいっつーの(汗)


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  帰る頃にはすっかり打ち解けてました。


7/27の時点で息子は激しい腹痛を訴え、急遽大学病院へ

診察を受けに行ってきました。

熱も38度まで上がり、心配しましたが疲労と夏風邪という

診察結果で少し安心しました。


薬を飲んで安静にしていたので今夜は体調は良いようです。


7月30日の土曜日は利府町球場で楽天VS巨人の2軍戦が

行われます。

町長の計らいで由宇人は始球式を務めさせていただく予定なの

ですが・・・・・ちょっと無理かな・・・。

明日の状態で確定しようと思います。


子供ってほんと不思議と大事な行事前に体調崩すものですね・・・。