7月の初旬ことでした。
息子が去年、仙台市内の大学病院で補助人工心臓を装着して
いた時に激励のお見舞いに来てくれたJ1ベガルタ仙台の
平瀬選手(当時)が「元気になった由宇人くんに是非会いたい」と
河北新報の記者さんから利府町の役場経由で私のもとへ
連絡をいただきました。
そして・・・お互いのスケジュールの調整が取れた7月20日、
平瀬アンバサダーと由宇人は約1年ぶりの再会を果たしました。
再会の場所は私達家族が大変お世話になっている利府町役場。
「由宇人くん元気になったね、久しぶりだね。」
と平瀬さんの語りかけに照れてなかなか向き合おうとしなかった
由宇人でしたが、アメリカンハートの本領を徐々に発揮し、
15分もすると平瀬さんに慣れ、
抱っこはするわ、肩車をねだるわ、町長室でかくれんぼするわと
ベタベタでした。
平瀬さんは現在は選手を引退し、ベガルタ仙台のアンバサダーという
立場で被災地を回り子供たちへサッカー教室を開いたりして
笑顔を取り戻すボランティア活動を行っているそうです。
「由宇人くんがこんなに元気になって本当に良かった。
今度はスタジアムへ試合を見に来て欲しい。」とありがたい
お言葉をいただき、私達両親も感無量でした。
1年前に「今度会うときは元気な姿で会おう」
あの時の誓いの言葉が蘇りました。
プロスポーツ選手の言葉ほど情熱的で勇気を与える言葉はなく
実際に目標が達成された時、それはさらに信憑性と重みを増す。
あの時贈られた言葉はまさに今まで生きていたのだと感じました。
このご縁を大切にさせていただきます。
平瀬さん、河北の千葉さん、利府町役場の皆様、
ベガルタ仙台の貝田さん、お忙しいところ由宇人のために
お時間をつくっていただき、本当にありがとうございました。
また息子の成長過程の節目でお会いしましょう。
7/27の時点で息子は激しい腹痛を訴え、急遽大学病院へ
診察を受けに行ってきました。
熱も38度まで上がり、心配しましたが疲労と夏風邪という
診察結果で少し安心しました。
薬を飲んで安静にしていたので今夜は体調は良いようです。
7月30日の土曜日は利府町球場で楽天VS巨人の2軍戦が
行われます。
町長の計らいで由宇人は始球式を務めさせていただく予定なの
ですが・・・・・ちょっと無理かな・・・。
明日の状態で確定しようと思います。
子供ってほんと不思議と大事な行事前に体調崩すものですね・・・。