ス、ス、ススコッピング、ス、ス、ス、スコップ団ニュース。
若干スクラッチを利かせてタイトルコールしてみましたけども。
ご報告が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
恥ずかしながら風邪を引いてしまったようで日曜日は
スコッピング終了後帰宅してバタンＱでした。
季節が変わったのと目に見えない疲労が蓄積されたのかな？
速攻病院行って「先生、バシっと利ぐやつ処方してけさいん。」
とお願いして薬もらって来ました。
皆さんも無理せずにスタミナのつく食べ物を摂取したり、
マカを飲んだりして体調管理には充分気をつけましょうね。
さて、個人的には久しぶりの2ＤＡＹＳでした。
土曜日は「思い出の整理」と「お部屋の洗浄」を中心に2軒仕上げました。
この日はスコップ団発足以来初の50人という団員が駆けつけてくれました。
毎回レギュラーでこのくらいの人数が来てくれると正直助かりますね。
来てくれた皆さん、ありがとう。
お節介活動開始後、しばらくすると団長がイラついた感じで庭の
真ん中に立ち、全員へ集合をかけた。
「おいっ、この戸棚の引き出しが1個足りねーんだけど誰か知らねーか？」
「えっ何、何のこと？」みたいに周りがざわめき出した。次の瞬間、
「黙って聞けーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、おらっぁ！」
団長の行き場の無い怒りの叫びが団員達を一瞬にして静粛にさせた。
「これはゴミじゃねえって言っただろっ、えっ！？誰だ捨てた奴は！
今から全員で探すぞ！ボケがッ！」
はじめての人も数名いたのかもしれない、一生懸命やってたから
捨ててはいけないものも撤去する方に置いてしまったのかもしれない。
誰かの過ちだった。
すぐに全員で撤去した思い出の山から1つの戸棚の捜索活動をした。
しばらくして「ありました！」との声。ホッとした。
団員が多くなることはとても嬉しいし助かる。
と同時に初心者、数回の経験者、本隊の連携がうまくいかない
ことも多々ある。
スコップ団は本隊の人達が初心者に「これはこうでですね・・・
こうしてあーして・・」とはいちいち教えない。
なぜなら現場に来れば「やらなくてはならないこと」と
「やってはいけないこと」の判断がつくだろうということが前提だと
思っているから。
要は団長が常に語っている個人の想像力の問題。
被災した方はどんな気持ちなのか、なぜオレ達を呼んだのか、
当日の家人の表情や感情、この状況が普通ではないということ
などを理解できる人が手を貸して欲しい。
「作業だけど作業じゃない。オレはそう思っている。」
団長の言葉が重く胸に突き刺さる。
それがスコッピングの真の意味。
セクハラ使用してごめん団長。以後気をつコップします。
初心者の方、もちろん、聞かれれば教えますよ。
何でも聞いて町内会！
土曜日はミヤテレの佐々木さんが取材に来てくれた。
佐々木さんは由宇人の件でずっと取材をお世話になっている
熱血記者だ。
以前からスコップ団の件は話していて「是非取材させてください！」
というラブコールをもらっていた。
ただし、どうしても「渡航心臓移植の由宇人くんの父親が
地元宮城へ恩返しのスコッピング。」みたいな切り口になってしまう
ことが取材を延ばし延ばしにしていた要因の一つでもあった。
自分がスポットライトを当てられるのではなく、「スコップ団」自体が
取り上げられて団員募集に繋がればベストだと思っていた。
そうなるための「きっかけづくり」としてお願いした。
佐々木さん曰く「皆さんの本気の思い、しかと拝見しました。」
とのことで現在放送日も含めて諸々思案中とのことです。
国営放送のパナ子ちゃんも負けずに取材のイイ画をバンバン撮りまくりで
自分しかできないスコップ団の役目を充分に果たしていた。
ヘイ！どんなＶになるのか楽しみにしてるぜ。
さて・・過去最高人数ということもあり、午前中で1軒を予定通り
仕上げました。
昼飯を食べて午後からのお宅に向かった。
こちらのお宅はお部屋の洗浄とお庭の掃除がメインだった。
オレはうお座だから水仕事は苦にならない。
タケチンは「オレは無理っすね。水の仕事。外で動いてた方が
向いてるっすね。」と若干取材されている人みたいな
コメントしてたっけ。
了ちゃんと2人で高圧水銃をぶっ放した。
装備は了ちゃんの方が強いんだよね。
そうね「はがねのつるぎ」と「ドラゴンキラー」くらいの差？
津波の爪痕が残った白壁を水のビームでトレースして消し去る。
なにもかも無かったことにはできないけれど、
せめて見たくない印を消すことはできる。
だから時間をかけてできるだけ丁寧にしている。
オレの水かきパートナーはローライズちゃんだった。
一生懸命、オレのあっちゃこっちゃぶっ放す水をかき出してくれた。
がんばりすぎて終了後貧血を起こし倒れてしまった。
そういえば顔色悪かったなぁ。
ごめんね気づいてあげられなくて。
次回は体調を万全にして参加してください。ドンマイ。
団長は翌日の朝礼で
「次に団員に何かあったらオレはスコップ団を辞める。
危険を冒してまで活動はできない。」と言っていた。
「だから自己管理を徹底してくれ。」と。
それがぶっきらぼうだけどめちゃめちゃ心配している団長の優しさ。
特に県外から来ていただいている団員さんは金曜の夜に出て
深夜に着いて仮眠してのスコッピング。
どう考えてもキツイと思う。
現場を経験していればなおさらキツイことが理解できると思う。
せめて土曜日は午後から参加など調整をしてください。
無理が利くのはよっぽどヤングメンか日頃から鍛えている方か
ムキムキのサカタマンとタケチンぐらいでしょう。
参加いただくのはすごくありがたいけど団員の誰かが倒れる姿を見る
ことは我々地元団員はとてもつらいのです。
そこんとこ夜露スコップ。
50人いるとファインダーに納まり切れません
ケルヒャーが今日も大活躍。宮城本社だし
スポンサーになってケロ。
ローライズちゃん、がんばっているね。
今日も決めさせていただきました。「ナイスコップ！」